プロ野球だけでなくプロスポーツ界では、輝かしい成績、チームへの貢献度が高かった選手の背番号は「永久欠番」にするケースがある。
しかし、日本のプロ野球では永久欠番が誕生しなくなっているのが現状。
最も長く付けられていない背番号は、読売ジャイアンツの背番号1
2012年7月4日、西武ライオンズが稲尾和久が付けていた背番号24を永久欠番にすると発表した。
稲尾和久の生誕75周年を記念しての発表としているが、稲尾和久引退後も秋山幸二、平野謙など名プレーヤーがその背番号を付けている。
投手でなく野手が目立っているのが稲尾和久自身寂しい話か?
実はこれ以前に選手として永久欠番となった一番新しい背番号は、読売ジャイアンツの背番号1、王貞治までさかのぼる。
1989年3月16日に発表されており、25年もの間、誰も使用していない永久欠番は誕生していない。
準永久欠番が日本球界の流れ
日本球界では準永久欠番が主流になっている感じがする。
正式に発表されているものもあれば、何となくの雰囲気のものもある。
広島東洋カープでは衣笠祥雄の背番号3と山本浩二の背番号8が永久欠番。
そして、前田智徳の背番号1、野村謙二郎の背番号7、緒方孝市の背番号9、そして北別府学の背番号20が準永久欠番として各々が納得するプレーヤーが表れたらその番号を譲る形にしている。
そして野村謙二郎の7は堂林翔太に、緒方孝市の9は丸佳浩、北別府学の20は永川勝浩に受け継がれた。
名球界入りしている前田智徳、野村謙二郎、北別府学の3選手は個人成績も素晴らしく、リーグ優勝にも貢献しているので永久欠番にしても良いのではないだろうか?
野村謙二郎については監督就任の際、7を付けるのではないかとちょっと期待した事を覚えている。
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永久欠番に関して、各球団明確なルールを持っているわけではないだろうが、どの球団も永久欠番を作る雰囲気を感じられない。
例えば2009年に引退した立浪和義。
ミスタードラゴンズと言われ、中日ドラゴンズ一筋で22年活躍した選手。
通算487二塁打は日本記録であり、通算安打数2480など球団記録も幾つか持っている。
立浪和義でも永久欠番にならない日本のプロ野球、今後永久欠番が誕生する事はなさそうだ。
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