カープ鬼門の交流戦。
苦手とされる交流戦だが、これまでの通算成績はどうなっているのだろうか?
交流戦の通算成績が4割強のカープ
球界再編問題を機に2005年から始まった交流戦。
通算成績でカープは大きく借金を抱えている。
年 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 交流戦 順位 |
シーズン 順位 |
2005 | 11 | 24 | 1 | .314 | 11位 | 6位 |
2006 | 16 | 20 | 0 | .444 | 9位 | 5位 |
2007 | 5 | 18 | 1 | .217 | 12位 | 5位 |
2008 | 13 | 11 | 0 | .542 | 6位 | 4位 |
2009 | 14 | 9 | 1 | .609 | 3位 | 5位 |
2010 | 10 | 12 | 2 | .455 | 10位 | 5位 |
2011 | 6 | 16 | 2 | .273 | 12位 | 5位 |
2012 | 10 | 11 | 3 | .476 | 6位 | 4位 |
2013 | 11 | 13 | 0 | .458 | 8位 | 3位 |
2014 | 9 | 15 | 0 | .375 | 12位 | 3位 |
2015 | 9 | 9 | 0 | .500 | 7位 | 4位 |
2016 | 11 | 6 | 1 | .647 | 3位 | 優勝 |
2017 | 12 | 6 | 0 | .667 | 2位 | 優勝 |
2018 | 7 | 11 | 0 | .389 | 9位 | 優勝 |
2019 | 5 | 12 | 1 | .294 | 12位 | 4位 |
2020 | コロナ禍により交流戦中止 | 5位 | ||||
2021 | 3 | 12 | 3 | .200 | 12位 | 4位 |
2022 | 5 | 13 | 0 | .278 | 12位 | 5位 |
2023 | 9 | 9 | 0 | .500 | 6位 | 2位 |
2024 | 10 | 8 | 0 | .500 | 5位 | |
通算 | 176 | 235 | 15 | .428 | 12 | – |
(赤字は交流戦勝率5割以上。)
通算での勝率が.428と大きく負け越していて、通算でも最下位の12位となっている。
2022年までは通算で11位だったが、それまで最下位だった横浜DeNAベイスターズが2023年に交流戦初優勝を飾り、カープは最下位へと転落してしまった。
交流戦が鬼門だの苦手だの言われても仕方がない状況だ。
これまで勝ち越したのは2008年・2009年・2016年・2017年・2024年の5シーズンのみで、2015年や2023年の勝率5割を含めて考えても、交流戦では大きく借金を作ってしまっていることになる。
交流戦はシーズン順位を大きく左右すると言われるが、カープの交流戦順位とシーズン順位を見ていると、それほど関係性がないことがわかる。
とは言え、カープのシーズン順位は3位以下ばかりなので、交流戦順位とシーズン順位の本当の相関はわからない。
2016年・2017年は交流戦で勢いを加速させて優勝したと思う。
ここまで勝率が悪いと、勝率5割でいいやと思うのが人間心理だろうが、目標が低いとそれ以上の結果が伴う事はない。
選手もファンも、交流戦だからと気負うことなく、一戦必勝で気付いたら勝ち越していた、というくらいの雰囲気がいいのではないだろうか?
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