打線の流れは、2番菊池涼介-3番丸佳浩-4番エルドレッド

1番丸佳浩の3点本塁打で勝利を収めた2014年5月26日の交流戦対西武ライオンズ。

しかし2014年のカープ打線の特徴は、『2番菊池涼介-3番丸佳浩-4番エルドレッド』の打線の流れではなかろうか?

 

一人の打線の「核」より「束」となる打線が時代の流れ

丸佳浩は1,3番タイプ、

菊池涼介は1,2番タイプ

エルドレッドは4,5,7番タイプだと思う。

ここから考えられるのは、

①1番丸佳浩、2番菊池涼介、4番エルドレッド
②2番菊池涼介、3番丸佳浩、4番エルドレッド

カープは4月途中より②の打線を組んできて快進撃。

交流戦に入り打線が機能しなくなり、①の打線を組んでいるが、これでは日替わり3番となり、3番次第で結果が変わってくる。

どこかのタイミングで②に戻し、2014年のカープの戦い方を強固なものにしてほしい。

 

金本知憲氏がカープの快進撃は「エルドレッドのおかげ」「エルドレッドが落ちたらカープも落ちる」といったことを話していた。

その通りに感じる部分もあるが、「2番菊池涼介-3番丸佳浩-4番エルドレッド」の束が2014年版カープ野球の象徴だと思う。

エルドレッドの覚醒で打線に核が出来たのは間違いないが、それ以上に打線の繋がりが特徴の打線だと思う。

 

日本一チームを振り返ると打線は3本の矢

過去5年の日本一のチームを振り返ると、繋がりある打線を構成する3人の選手が存在している。

2013年東北楽天:1番 岡島豪郎、2番藤田一也、3番 銀次
2012年読売:1番 長野久義、3番 坂本勇人、4番 阿部慎之助
2011年福岡ソフトバンク:1番 川崎宗則、2番 本多雄一、3番 内川聖一
2010年千葉ロッテ:1番 西岡剛、2番 清田育宏、3番 井口資仁
2009年読売:1番 坂本勇人、2番 松本哲也、3番 小笠原道大

優勝するチームは打線の核より束、線となるチーム。

3本の矢は1-3番で適用される感じがするが、2-4番で束になる野球は斬新で面白い。

 

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2009年の読売ジャイアンツに4番アレックス・ラミレスがいたように、カープには5番キラ・カアイフエが待ち構える。

3本の矢、そして4本の矢、上手く使いこなせるかも采配だ。

 

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