シアトルマリナーズは10シーズン近く下位に低迷しているチームである。
しかし、佐々木主浩やイチローが入団したころは大きく貯金を作る最強チームであった。
2003年には先発ローテーションを5人だけで回す快挙も達成している。
シアトルマリナーズの成績
シアトルマリナーズは1977年に設立された歴史の浅いチームである。
1992年からは任天堂が球団に出資をしていたり、多くの日本人が在籍していることから、日本国内ではとても知られたチームである。
最近では成績が低迷しているが、日本人を獲得し始めたころはとても強いチームであった。
年度 | 順位 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | 備考 | 在籍日本人選手 |
1977 | 6 | 64 | 98 | .395 | ||
1978 | 7 | 56 | 104 | .350 | ||
1979 | 6 | 67 | 95 | .414 | ||
1980 | 7 | 59 | 103 | .364 | ||
1981前 | 6 | 21 | 36 | .368 | シーズン途中ストライキが発生し 前後期制を採用 |
|
1981後 | 5 | 23 | 29 | .442 | ||
1982 | 4 | 76 | 86 | .469 | ||
1983 | 7 | 60 | 102 | .370 | ||
1984 | 5 | 74 | 88 | .457 | ||
1985 | 6 | 74 | 88 | .457 | ||
1986 | 7 | 67 | 95 | .414 | ||
1987 | 4 | 78 | 84 | .481 | ||
1988 | 7 | 68 | 93 | .422 | ||
1989 | 6 | 78 | 89 | .422 | ||
1990 | 5 | 77 | 85 | .475 | ||
1991 | 5 | 83 | 79 | .512 | 初の勝率5割以上 | |
1992 | 7 | 64 | 98 | .395 | ||
1993 | 4 | 82 | 80 | .506 | ||
1994 | 3 | 49 | 63 | .438 | シーズン終盤にストライキ発生 | |
1995 | 1 | 79 | 66 | .545 | ストライキにより開幕遅れる リーグチャンピオンシップ敗退 |
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1996 | 2 | 85 | 76 | .528 | 鈴木誠 | |
1997 | 1 | 90 | 72 | .556 | ディビジョンシリーズ敗退 | |
1998 | 3 | 76 | 85 | .472 | 鈴木誠 | |
1999 | 3 | 79 | 83 | .488 | 鈴木誠 (シーズン途中KCに移籍) |
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2000 | 2 | 91 | 71 | .562 | リーグチャンピオンシップ敗退 | 佐々木主浩 |
2001 | 1 | 116 | 46 | .716 | リーグチャンピオンシップ敗退 | 佐々木主浩 イチロー |
2002 | 3 | 93 | 69 | .574 | 佐々木主浩 イチロー 長谷川滋利 |
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2003 | 2 | 93 | 69 | .574 | 佐々木主浩 イチロー 長谷川滋利 |
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2004 | 4 | 63 | 99 | .389 | イチロー 長谷川滋利 木田優夫 (シーズン途中LADより移籍) |
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2005 | 4 | 69 | 93 | .426 | イチロー 長谷川滋利 木田 優夫 |
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2006 | 4 | 78 | 84 | .481 | イチロー 城島健司 |
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2007 | 2 | 88 | 74 | .543 | イチロー 城島健司 |
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2008 | 4 | 61 | 101 | .377 | イチロー 城島健司 |
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2009 | 3 | 85 | 77 | .525 | イチロー 城島健司 |
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2010 | 4 | 61 | 101 | .377 | イチロー | |
2011 | 4 | 67 | 95 | .414 | イチロー | |
2012 | 4 | 75 | 87 | .463 | イチロー (シーズン途中NYYへ移籍) 岩隈久志 川崎宗則 |
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2013 | 4 | 71 | 91 | .438 | 岩隈久志 |
在籍日本人選手はマリナーズでプレーした選手のみ(マイナーや登板なしは除く)
1977年にメジャーリーグに加盟してからはしばらく低迷を続けたが、1995年に初めて地区優勝を果たすと2003年までの10年近くは常勝チームであった。
しかし、この10年は低迷中。
状況としてはカープと似ている感じがする。
球団創設から1975年(昭和50年代)の初優勝まではなかなか勝てなかったが、初優勝後、1980年代を中心に赤ヘル全盛の時代であった。
しかし、ここ20年近く!?は低迷中。
2013年に初のクライマックスシリーズ進出を果たしたが、ここから再び常勝チームとなれるかどうか、2014年が真価の問われる年だ!!
常勝チームと世代交代
日本では読売ジャイアンツが常勝チームと言われるが、それでも成績が落ち込む時期がある。
2000年代中盤はジャイアンツも低迷をしていたが、見事に脱して今は再びセントラルリーグの中心に居座っている。
世代交代はどのチームにもやってくるが、低迷期を如何に短くするかが常勝チームと言われるポイントであろう。
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シアトル・マリナーズは、アメリカンリーグの15球団の中でワールドシリーズ進出を果たしていない唯一のチームである。
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