2024年11月24日(土・祝)、2025年のカープのキャッチフレーズが発表となった。
「遮二無二」
造語やちょっと捻った形でキャッチフレーズを作っている傾向が強かったが、シンプルな形になりつつある印象だ。
新井貴浩監督以降は2023年の「がががが がむしゃら」、2024年の「しゃ!」に引き続き、キャッチフレーズの中に「しゃ」の文字が入るようになっている。
歴代キャッチフレーズと監督、チーム順位のまとめ
ここ数年、11月23日(祝)のファン感謝デーでキャッチフレーズを発表するのが恒例になっている。
グッズ開発などの商品企画に長けている株式会社広島東洋カープ、キャッチフレーズも相当考え込んでいるのだと思う。
そんなカープの過去のキャッチフレーズについてまとめてみた。
年 | キャッチフレーズ | 監督 | 順位 |
1953 | 闘志なき者は去れ | 石本秀一 | 4位 |
1973 | スピードとスリルある野球 | 別当薫 | 6位 |
1974 | HOTTER BASEBALL! | 森永勝也 | 6位 |
1975 | 100%の努力(ルーツ) ハッスルプレーでスリルあるエキサイトしたゲームを(古葉) |
ジョー・ルーツ 古葉竹識 |
優勝 |
1976 | CHALLENGE ’76CARP BASEBALL V2 DO ONE’S BEST | 古葉竹識 | 5位 |
1977 | LET’S GO TO CHAMPIONSHIP | 古葉竹識 | 5位 |
1978 | ALL MEN DASH! | 古葉竹識 | 3位 |
1979 | LET’S SPARK! | 古葉竹識 | 日本一 |
1980 | 3S BASEBALL (SUSPENCE SPEED START) | 古葉竹識 | 日本一 |
1981 | 3A BASEBALL (ACTIVE ACTION APPEAL) | 古葉竹識 | 2位 |
1982 | BIG JUMP HOT BASEBALL | 古葉竹識 | 4位 |
1983 | START FROM ZERO | 古葉竹識 | 2位 |
1984 | BLAZING BASEBALL | 古葉竹識 | 日本一 |
1985 | CHALLENGE TO FRESH BASEBALL | 古葉竹識 | 2位 |
1986 | CONSISTENT CONCENTRATION (一貫した集中力) | 阿南準郎 | 優勝 |
1987 | 3C (COMMUNICATION COMBINATION CONCENTRATION) | 阿南準郎 | 3位 |
1988 | RETURN TO FUNDAMENTALS (基本に帰れ) | 阿南準郎 | 3位 |
1989 | WINNING SMILE | 山本浩二 | 2位 |
1990 | STRIKING AVNEW (新たなる爆発) | 山本浩二 | 2位 |
1991 | WILL TO VICTORY | 山本浩二 | 優勝 |
1992 | VALUE OF VICTORY | 山本浩二 | 4位 |
1993 | RED CHARGE | 山本浩二 | 6位 |
1994 | TOTAL BASEBALL | 三村敏之 | 3位 |
1995 | TOTAL BASEBALLⅡ FORWARD EVER | 三村敏之 | 2位 |
1996 | TOTAL BASEBALLⅢ OVER THE TOP | 三村敏之 | 3位 |
1997 | TOTAL BASEBALL R S REALIZAR SUENO (夢の実現) | 三村敏之 | 3位 |
1998 | TENGA CONFIANZA (己を信じて) | 三村敏之 | 5位 |
1999 | YES, WE CAN | 達川晃豊 | 6位 |
2000 | START FROM ZERO ZERO | 達川晃豊 | 5位 |
2001 | Red Attack ~攻めろ! | 山本浩二 | 4位 |
2002 | Red Power ~燃えろ! | 山本浩二 | 5位 |
2003 | Rising HEART 高ぶる心で | 山本浩二 | 5位 |
2004 | WILL TO VICTORY | 山本浩二 | 5位 |
2005 | REBORN TO WIN | 山本浩二 | 6位 |
2006 | ALL-IN | ブラウン | 5位 |
2007 | ALL-IN | ブラウン | 5位 |
2008 | ALL-IN 激 | ブラウン | 4位 |
2009 | ALL-IN 烈 | ブラウン | 5位 |
2010 | We’re Gonna Win 俺たちは勝つ | 野村謙二郎 | 5位 |
2011 | STRIKIN’ BACK 逆襲 | 野村謙二郎 | 5位 |
2012 | 破天荒 GROUND BREAKERS ~前人未到~ | 野村謙二郎 | 4位 |
2013 | 剣砥挑来(RALLYING TO ATTCK!) | 野村謙二郎 | 3位 |
2014 | 赤道直火(RED ALL THE WAY) | 野村謙二郎 | 3位 |
2015 | 常昇魂(RED RISING) | 緒方孝市 | 4位 |
2016 | 真赤激~Burn it up!~ | 緒方孝市 | 優勝 |
2017 | カ舞吼!Kabuku | 緒方孝市 | 優勝 |
2018 | ℃℃℃(ドドドォー!!!) | 緒方孝市 | 優勝 |
2019 | 水金地火木ドッテンカープ | 緒方孝市 | 4位 |
2020 | たった今このAKAの子舞いたった | 佐々岡真司 | 5位 |
2021 | バリバリバリ | 佐々岡真司 | 4位 |
2022 | ガツガツGUTS | 佐々岡真司 | 5位 |
2023 | がががが がむしゃら | 新井貴浩 | 2位 |
2024 | しゃ! | 新井貴浩 | 4位 |
2025 | 遮二無二 | 新井貴浩 |
キャッチフレーズが公式にできたのは1973年からだと思う。
1953年に「闘志なき者は去れ」がカープ初代監督石本秀一の時の記録として残っているが、キャッチフレーズというより、監督の強い意志や口癖だったのかもしれない。
ここ最近のキャッチフレーズ、どこかの広告代理店が作っているのだろうか?
最初は馴染まないが、徐々に浸透していくのが特徴と言える。
以前はシーズン序盤でキャッチフレーズも薄れているような気もしたが、今はグッズにも反映させたりと、シーズンを通してキャッチフレーズが使われていると感じるので良い事だと思う。
関連記事:
- 昔のカープキャッチフレーズは監督の強い意志や目標を感じる
- 2016年キャッチフレーズ「真赤激」は凝り過ぎ。シンプルが良い!
- 【監督とユニフォーム】野球の監督は采配で試合の流れを支配!
- 鈴木誠也が4番に座る日。5ツールプレーヤーがチームの中心へ!
- プロ野球1イニング当たりの投球数は?チーム順位との相関性は?
ご相談:相互リンクは受付けていらっしゃるでしょうか?
大阪カープ.com様
はじめまして。
私は世界の様々なスポーツ試合速報を、リアルタイムで発信しているサイト“Flashscore”の小川大輔ブランコ と申します。
これまで、私共は日本以外の国でスポーツ速報サイト&試合データ・スタッツのデータ会社として様々な情報を発信して参りましたが、日本語サイトがなかった事から日本のスポーツファンの方々と交流がございませんでした。
この度
弊社日本語版サイト「Flashscore.co.jp」
の開設に伴い、ぜひ高いクオリティのホームページ様と相互リンクをさせていただいたうえ、お力を借りながらライブスコアを通じてスポーツの世界を盛り上げていければと考えております。ぜひ、相互リンクについてご検討をいただければ嬉しく思います。
※ 当ブログのトップページは 「サッカー」 の設定となっておりますが、日本および世界の野球リーグに関しましても全試合のデータを配信させて頂いております。
ご不明な点、ご質問がございましたら、いつでもご連絡くださいませ。
Flashscore.co.jp
小川大輔ブランコ (daisuke.ogawa@flashscore.co.jp)
小川大輔ブランコ 様
はじめまして。
素敵なサイトをお持ちですね。
私のブログは基本的にはリンクフリーですが、リンク集を設けている訳でもありませんので、貴サイトをリンクする事が難しいです。
ご理解の程、宜しくお願い致します。
大阪カープ.com 様
お世話になります。
ご丁寧な返信、心より御礼申し上げます。相互リンクの件、残念ではございますがかしこまりました。
また私も大阪カープ.com様の記事、これからも楽しみに拝見させて頂きますね。
取り急ぎ、御礼あわせてご連絡まで。
Flashscore.co.jp
小川大輔ブランコ