連続試合先発登板の日本記録は?デビューからのランキング1位は野村祐輔!

2012年のデビューから先発登板を続ける野村祐輔。

プロで中継ぎ登板をしたことがない野村祐輔だが、連続試合先発登板の記録がどれくらいなのかを調べてみた。

連続試合先発登板の日本記録は311!デビューからの記録は野村祐輔の211!

投手である限り、先発に拘りがある選手が多い。

最近のプロ野球界は分業制が確立されているが、それでもほとんどの投手はプロでの先発ローテーションを目指して頑張っているはずだ。

連続試合先発の日本記録は南海ホークス・阪神タイガースで山内新一が記録した311であり、プロ野球デビューからの連続試合先発は広島東洋カープ、千葉ロッテマリーンズで活躍したミンチーの187となっていたが、2021年4月11日に先発登板した野村祐輔が記録を更新した。

順位 連続試合
先発登板数
名前 所属
1位 311 山内新一 南海・
阪神
2位 306 石川雅規 東京
ヤクルト
3位 298 西勇輝
(継続中)
オリックス
・阪神
4位 294 三浦大輔 横浜
DeNA
5位 225 岩隈久志 近鉄・
東北楽天
6位 224 杉内俊哉 福岡ソフトバンク
・読売
7位 216 前田健太 広島
東洋
8位 211 野村祐輔 広島
東洋
9位 199 岸孝之 埼玉西武
・東北楽天
10位 195 小宮山悟 千葉ロッテ
・横浜

*2024年シーズン最終戦にデータ更新

現役選手でも継続中となっていないのは、記録が途切れているからである。

カープでは、前田健太が2008年にプロ入り初先発初登板をした後、2試合目は中継ぎ登板したが、それ以外は全て先発登板している。

そして、215試合連続先発登板の記録を残し、ロサンゼルスドジャースにポスティング移籍。

メジャーでも先発登板を続けていたが、2017年以降は中継ぎ登板も増えた。

2020年にミネソタツインズに移籍後はエース格の立場となっており、どこまで先発登板を続けられるかに注目だ。

 

このランキングに入っていない選手で気になる選手を上げていくと、中日ドラゴンズの山本昌は2012年の最終登板や2006年の優勝後の調整登板で中継ぎ登板をしていたりと、ちょくちょく中継ぎをしている。

メジャーでは2019年に一度だけ中継ぎ登板があるものの、ほぼ先発登板しか経験がない田中将大。

東北楽天ゴールデンイーグルス時代の2013年のリーグ優勝時にクローザー登板をしていて記録が途切れているが、2008年にも交流戦の最終戦のカープ戦で中継ぎ登板をしている。

田中将大の2008年の交流戦での中継ぎ登板は、交流戦終了~リーグ再開まで日程が空くことを狙っての登板であった。

田中将大はこの3試合以外の中継ぎ登板はない。

 

野村祐輔はルーキー時代から先発での登板しかなく、211試合連続先発登板で現役を引退。

野村祐輔以前のデビューからの連続試合登板の日本記録保持者はカープにも在籍していたミンチーの187試合だったが、2021年4月11日でこの記録を更新した。

200試合以上プロで登板して全て先発と言うのは唯一無二の存在となった。

エース=先発だろうが、優勝がかかったここぞという試合であれば、田中将大のようにリリーフ待機もするだろうし、それほど連続試合先発登板を意識していない投手もいるかかもしれないが、偉大な記録だ。

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