2016年に25年ぶりにリーグ優勝を果たしたカープ。
MVPに選ばれたのは新井貴浩であるが、チームとしても1991年の佐々岡真司以来の出来事で、これまで述べ7人が受賞している。
V7と同じ人数で、全てリーグ優勝の年である。
2017年に連覇を達成したカープ、V8で丸佳浩がカープ史上述べ8人目のMVP選手となった。
2018年も丸佳浩が2年連続のMVPを獲得した!
カープでMVPを獲得した選手とは?山本浩二は2度受賞!
リーグMVPは、全国の新聞、通信、放送各社に所属で5年以上プロ野球を担当している記者の投票によって行われる。
リーグ優勝したチームから選ばれることが多いが、稀に優勝以外のチームで圧倒的な数字を残した選手が獲得する事もある。
カープでMVPを獲得した述べ7人の選手は全てリーグ優勝した年に選ばれている。
リーグ優勝時に他のチームにMVP選手を持っていかれる事はなく、逆にリーグ優勝していない年にMVPを獲得した選手もいない。
年 | MVP獲得者 | 成績 |
1975 | 山本浩二 | .319、30本、84点、24盗塁 |
1979 | 江夏豊 | 9勝5敗22S、防2.66 |
1980 | 山本浩二 | .336、44本、112点 14盗塁 |
1984 | 衣笠祥雄 | .329、31本、102点 11盗塁 |
1986 | 北別府学 | 18勝4敗0S、防2.43 |
1991 | 佐々岡真司 | 17勝9敗0S、防2.44 |
2016 | 新井貴浩 | .300、19本、101点 0盗塁 |
2017 | 丸佳浩 | .308、23本、92点 23盗塁(最多安打) |
2018 | 丸佳浩 | .306、39本、97点 10盗塁(最高出塁率) |
*赤字はタイトル
これまでMVPを獲得した選手はタイトルも獲得しているが、新井貴浩は無冠。
数字だけを見れば、他の年の選手より劣り、2016年シーズンの成績を見ても、チーム内で新井貴浩より優れた選手も多い。
そんな中で新井貴浩がMVPに選ばれたのは、数字には表れない貢献度が大きかったと言える。
カープだけでなく、これまでMVPに選ばれた選手の中でも数字は劣るが、それでもMVPに選ばれるのが、新井貴浩らしいと言えば、新井貴浩らしいなと感じる。
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