大瀬良大地が新人王を獲得した。
背番号14の先輩津田恒実も獲得していた賞であり、是が非でも獲得しておきたかったはずだ。
津田恒実、澤崎俊和、そして大瀬良大地の成績比較
津田恒実の入団時の背番号は15。
新人王を獲得した時の背番号も15であるが、その後、ルーズシュルダーや中指の血行障害に苦しんだ。
1985年に「恒美」から「恒実」へと改名、そして背番号も14に変更して1986年以降は「炎のストッパー」として名を馳せた。
津田恒美は14のイメージが強い。
そして背番号14で新人王を獲得した選手がもう一人いる。
現在2軍ピッチングコーチを務めている澤崎俊和だ。
この3人のルーキー時代の成績を比較してみた。
名前 | 登板 | 先発 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗北 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 |
津田恒美 | 31 | 27 | 8 | 2 | 11 | 6 | 3.88 | 166.2/3 | 114 |
澤崎俊和 | 34 | 21 | 2 | 1 | 12 | 8 | 3.74 | 156.1/3 | 106 |
大瀬良大地 | 26 | 26 | 3 | 1 | 10 | 8 | 4.05 | 151.0 | 116 |
津田恒美、澤崎俊和の先輩2人と比較すると、勝利数、防御率、投球回と成績は負けている。
大瀬良大地本人は来シーズンの目標を15勝&200イニングと発言していたが、200イニングを投げてもらうことがチームにとっても本人にとっても1番大きいと思う。
2014年シーズンは全て先発で26試合の登板ながら151イニング。
1試合平均では5.81イニングととなり6回を投げ切れていない。
同程度の登板数であれば平均して7.7イニングを投げなければならず、完投数ももっと増やしたいところだ。
(大瀬良大地の3完投は、2014セントラルリーグのトップタイではあるが・・・)
200イニングを達成できた時には、15勝、防御率2点台も成し遂げられているはずだ。
大瀬良大地が尊敬する津田恒美は、その後ストッパーと転身していったが、大瀬良大地はこのまま先発として柱に成長していかなければならない。
ルーキーシーズンは全て先発登板であったが、リリーフに回ることなく投げ抜いてもらいたい。
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