プロ野球で打てる捕手と言われている選手で高校時代に甲子園に出場した選手は少ない⁉

2017年の夏の甲子園で主役の一人となった広陵高校の中村奨成。

夏の甲子園一大会6本塁打と新記録を達成し、強肩強打の捕手としてドラフト上位でプロ野球界から指名される事だろう。

プロ野球では久しく誕生していない「打てる捕手」になり得る存在である。

プロ野球界での「打てる捕手」経歴と甲子園出場歴は?

プロ野球界での「打てる捕手」、古くは野村克也から始まり、1990年代~2000年代に活躍した選手が多い。

彼らの経歴を見ていると不思議な事に気が付いた。

それは、高校時代に甲子園に出場した選手が少ないという事だ。

名前 経歴
野村克也 峰山高
木俣達彦 ☆中京商―中京大
田淵幸一 法政一―法政大
大矢明彦 ☆早実-駒沢大
中尾孝義 滝川―専修大―プリンスホテル
伊東勤 ☆熊本工―所沢
古田敦也 川西明峰―立命館―トヨタ自動車
矢野燿大 桜宮―東北福祉大
谷繁元信 ☆江の川
里崎智也 鳴門工―帝京大
城島健司 別府大付
阿部慎之助 安田学園―中央大

☆は甲子園出場

打てる捕手の基準は私の独断と偏見だが、甲子園に出場している選手が思った以上に少ない事がわかる。

大学を経てプロ野球に入った選手も多く、打てる捕手と言えど、やはり経験が物を言うポジションなのだろう。

配球を学び、それを守備だけでなく打撃でも活かしたという選手が多いようにも感じる。

広陵高校の中村奨成、プロ志望を表明しており、間違いなくドラフト上位で指名される選手。

強肩も彼の魅力であるが、インサイドワークやキャッチングなども学び、プロ野球で捕手のポジションを奪い取り、球界、そしてファンが欲している「打てる捕手」として10年、20年とプロ野球界で活躍していってもらいたい。

そして、侍JAPANでも中心選手になっていく事を期待したい。

 

 

関連記事:


「プロ野球で打てる捕手と言われている選手で高校時代に甲子園に出場した選手は少ない⁉」への2件のフィードバック

  1. 広陵高校中村選手いいつらがまえしているし 高校生の中に一人社会人が,いるような
    雰囲気が,感じられました 見ててやる気が,あるし 根性が,ありそうな感じでした
    マスコミの対応仕方も大人みたいに見えました 早実高校清宮選手が,出なくても 大会を,盛り上げてくれました 巨人小林選手の高校時代よりは,上に見えました.
    あとは,ケガさえ気を,つけば,いい選手になるような感じです 近未来の有望な選手の一人だと思うし 注目していきたい 選手だと思います

    1. si様

      広陵の中村選手、バッティングが注目されていますが「強肩」であることも捕手としてプロが注目している理由だと思います。
      そして、落ち着いた立ち振る舞いは捕手としての性格にピッタリのような気がします。
      日本球界を代表する捕手になっていってもらいたいですよね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください