今シーズンも、前田健太はエースとしてカープ投手陣を引っ張ってくれました。
今年はWBCからシーズンが始まってますから、クライマックスシリーズまで長いシーズンだったと思いますが、日本シリーズであと2試合、前田健太の登板を見たかったのが本音です。
シーズン途中で怪我で離脱したこともありシーズン200イニング登板に達しませんでした。
本人も納得いってないのでは?と思います。
振り返ればWBCのキャンプ中に怪我の影響が心配されました。
WBC侍JAPAN vs カープとの練習試合で、カープ側の先発として登板し、侍JAPAN打線を無失点に抑えたものの、ストレートは走らず、投球フォームもいつもと違い心配されました。
WBCにはきちんと調整し、負けはしたものの準決勝の登板まで安定したピッチングを見せ、見事にベストナイン獲得。
さすがと思うとと共に、WBCの練習試合から前田健太の投球フォームが気になっていました。
シーズン途中には、ワインドアップからノーワインドアップへ変更してましたが、これは気分転換の意味合いが強いと思いますが、どうも昨年までと比較してオーバースロー気味に投げている感じがしてなりませんでした。
前田健太のフォームはオーバースローなんでしょうか?
それともスリークォーター気味なんでしょうか?
そんな事を思いながら、日本テレビ系「中居正広の8番勝負」に前田健太が出演(登板)していたので何となく見ていたのですが、この番組内ではオーバースロー気味に投げていました。
変化球も交えてでしたが、最近はあまり投げなくなったカーブも見れました。
前田健太のカーブは、いわゆる昭和時代のドロップで、PL学園の先輩 桑田真澄も投げており、PLカーブと言われる事があります。
このカーブは、縦に回転を掛けるので上からオーバースローで投げた方がいいはずです。
一方、スライダーはやや肘を下げた方が横回転は掛けやすいと思います。
プロに入り、カーブを投げる比率が減り、スライダーが多くなったので、徐々にスリークォーターになったのかなと思ってます。
PL学園時の投球フォームを見ると、やはりオーバースローに見えます。
一つの矛盾が生じるのですが、今シーズン、オーバースローに見えたけどカーブはそれほど投げていないのです。
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やはり、体のどこかにまだ支障があるのかなと思います。
ただし、前田健太が尊敬するダルビッシュ有も複数の投球フォームを操りますし、超一流投手は、これがダメならこれでいく、と言った引き出しが多いのかなとも感じます。
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