前田健太がスプリットを練習中で、徐々にモノにしつつあるようだ。
海の向こうでは田中将大がチェンジアップを練習中。
2人はどこまで進化を続けるのであろうか?
前田健太と田中将大の探究心
この2人のライバル関係は改めて書くまでもない。
今シーズン、田中将大の代名詞スプリットを前田健太が、前田健太の決め球の一つチェンジアップを田中将大が習得しようとするのは偶然か必然か?
2人の話を聞いていると共通するのは、若い頃に習得を目指していた球種だそうだ。
若いころ他の球種を磨くことを選択し、その結果、球界を代表する投手に成長していった。
2人ともほぼ完成された投手であるが、2人の探究心は止まらない。
田中将大は2013年シーズンの24勝以外にも2011年には19勝を達成している。
前田健太には田中将大が抜けた日本球界を引っ張っていく自覚があるだろうが、キャリアハイが2010年と2013年の15勝、更には優勝も未経験である。
日本球界を引っ張る意味では、田中将大の成績が一つのマイルストーン(目標)になっているのではないだろうか?
その為の進化を考えた結果、スプリットの習得に繋がったと思う。
田中将大もメジャーではルーキーシーズン。
スプリットの他の落ち球チェンジアップがあればスプリットが決まらなかった時のリスク対策ができると考えているようだ。
チェンジアップで投球の幅が広がる。
メジャーで成功するために引出しを増やしたい考えがあってのことだろう。
前田健太と田中将大、どこまで成長していくのだろうか?
見ているファンも楽しみでしかたない!!
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スプリットが日本球界を代表する球種に!
スプリットは日本では新しい球種の一つであろう。
20~30年前にスプリット・フィンガード・ファーストボール、通称SFFと言われ日本球界でも投げる投手が出てきたと記憶している。
桑田真澄が投げていた「サンダーボール」が日本で注目を集めた要因とも言われている。
当時はフォークの握りを浅くした球種で、軌道もストレートとフォークの中間の認識しかなかった。
フォークほど落ちないが、フォークよりも急速が出る。
しかし、昨年の田中将大の活躍によりスプリットが新しい球種として認識されてきた。
「真っすぐの軌道で落ちるボール=スプリット」
SFF は死語になりそうだ。
田中将大以外には中日ドラゴンズのイケメンセットアッパー浅尾拓也の持ち球でもある。
今シーズンは前田健太以外にゴールデンルーキー大瀬良大地もスプリットの習得に励んでいる。
日本球界を代表するウイニングショットとしてスプリットは成長していくだろう!
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