2014年5月31日(土)オリックスバッファローズvs読売ジャイアンツ@京セラドーム。
両チームのエース金子千尋と菅野智之の投げ合いは双方譲らない投手戦。
これぞプロ野球、エース同士の投手戦
菅野智之はパリーグ首位を走るオリックス打線を7回まで0点に抑え、
金子千尋は9回を投げノーヒッターのまま降板。
お互い譲らない投手戦、これこそ日本プロ野球最高峰の戦いだ。
両チームのエース、相手がエースだと先に点を与えてはならないと気合も集中力も普段以上に高まるのだろう。
思えばカープのエース前田健太は今シーズンこの2人に投げ負けている。
負けてはならない!!
この2人の投げ合い、最後まで投げ切ってほしいと思ったりもするが、近代野球ではそれは難しいか?
金子千尋は9回を投げ終えて144球、12回まで投げ切ったら200球近い投球数になっていたはずだ。
大野豊と槙原寛己の投げ合い
昭和から平成に時代が変わる頃、何故か大野豊と槙原寛己の登板が重なることが多かった。
この2人が投げ合うとなかなか点が入らない。
当時はまだ手動式であった旧広島市民球場のスコアボードに「0」が重ねられていくのを、ブラウン管を通して手に汗握りながら観戦していたのを思い出す。
金子千尋と菅野智之の投げ合いを見て、大野豊と槙原寛己の投手戦を思い出しのだが、何か感じ方が違う。
金子千尋と菅野智之が持つ21世紀型の爽やかエースの雰囲気と、昭和から平成への時代の転換期、まだまだ「野武士」とか「侍」とか、泥臭い野球が残っていた時代の色のせいだろうか?
それとも少年から大人になった私の心のせいだろうか?
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1994年、槙原寛己がカープ相手に完全試合をしてから今年でちょうど20年。
20年もの間、完全試合は出ていない。
これも何かの野球の質が変わった影響だろうか?
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