第27回WBSC U-18 ベースボールワールドカップが開幕した。
日本開催の今大会、是が非でも優勝したいところだ。
4番に起用したのは唯一の1年生清宮幸太郎!
メンバー編成を見ると、下級生で選ばれているのはスーパールーキーとして今夏の甲子園を沸かせた清宮幸太郎のみ。
2年も含めて、他に下級生は誰一人として選ばれていない。
私は下位打線を任せて経験を積ませるのかなと思ったが、大学代表との壮行会に4番指名打者で出場すると、大会に入ってもそのまま4番に座ったので、とても驚いた。
確かに甲子園でも2本塁打するなど、打撃力はあるものの、東海大相模の4番バッター豊田寛など、3年生で4番を任せられる選手も多い。
それでも清宮幸太郎を4番に据えたのは、プレッシャーの分散の為かなと思う。
初の世界一を目指すU-18、高校球児にとっては大きなプレッシャーだろう。
いくら甲子園の大観衆の中でプレーをしてきたとはいえ、質の違うプレッシャーを感じると思う。
そう考えると、他の3年生の負担を軽くするとために清宮幸太郎を4番にはめているのかなと思う。
清宮幸太郎ももちろんプレッシャーを感じると思うが、打てなかったとしても1年生、フォローもしやすく、打順もいじりやすい。
チーム全体のプレッシャーの分散、打てなかった時の対応も見据えての起用なのかなと思う。
ところが、清宮幸太郎にはプレッシャーなどないようだ。
ツーアウト満塁ノースリーからフルスイングをしたり、やはり並の精神力ではない。
純粋に野球が大好きで、世界大会でも普通に楽しんでいるようにしか見えない。
そうした精神力も把握しての清宮幸太郎の4番起用かもしれないが、実力、精神力共に末恐ろしいバッターである。
今回もしっかりと成績を残していくことだろう。
目指せ世界一U-18侍ジャパン!