高校野球U-18ワールドカップ 過去の優勝チームと日本の成績・最高順位は?開催地はどこ?

2年に一度開催されているWBSC U-18ワールドカップ。

これまでの優勝チームと日本の成績はどうなっているのかが気になったので調べてみた。

2023年、日本初優勝!

現在の大会名は「WBSC U-18ワールドカップ(WBSC U-18 Baseball World Cup )」となっている。

WBSC(世界野球ソフトボール連盟)は2013年4月に設立された新しい組織であり、WBSC U-18ワールドカップは2015年から使用されている名前である。

前身となっているのは「AAA世界野球選手権大会」であり、1981年から始まっている大会だ。

当初は毎年開催されていたが、2000年からは隔年開催となり、一旦大会名が「18U野球ワールドカップ」となった2003年は連続開催となったが、今はまた隔年開催となっている。

(2021年の大会はコロナウイルスの影響で2022年に開催となっている。)

過去の大会の開催地と優勝チーム、日本代表の成績についてまとめてみた。

大会名 開催地 優勝国 日本代表
AAA 1981 アメリカ 韓国 不参加
1982 アメリカ アメリカ 準優勝
1983 アメリカ 台湾 不参加
1984 カナダ キューバ 不参加
1985 アメリカ キューバ 不参加
1986 カナダ キューバ 不参加
1987 カナダ キューバ 不参加
1988 豪州 アメリカ 不参加
1989 カナダ アメリカ 不参加
1990 キューバ キューバ 不参加
1991 カナダ カナダ 不参加
1992 メキシコ キューバ 不参加
1993 カナダ キューバ 不参加
1994 カナダ 韓国 不参加
1995 アメリカ アメリカ 不参加
1996 カナダ キューバ 不参加
1997 キューバ キューバ 不参加
1999 台湾 アメリカ 不参加
2000 カナダ 韓国 不参加
2002 カナダ キューバ 不参加
2004 台湾 キューバ 準優勝
2006 キューバ 韓国 不参加
2008 カナダ 韓国 出場権得られず
2010 カナダ 台湾 出場権得られず
2012 韓国 アメリカ 6位
18U W杯 2013 台湾 アメリカ 準優勝
U-18
W杯
2015 日本 アメリカ 準優勝
2017 カナダ アメリカ 3位
2019 韓国 台湾 5位
2022 アメリカ アメリカ 3位
2023 台湾 日本 優勝

日本は不参加の年が多いが、「AAA世界野球選手権大会」の時は開催時期が夏の甲子園と被っている時が多く、出場を断念していた。

1982年と1999年に出場しているものの、高校日本代表ではなく、地域の選抜選手でチームを構成している。

世界大会が行われていない年には、「BFA U-18アジア選手権大会(旧名AAAアジア野球選手権大会」が行われており、翌年の世界大会の出場権を得る予選大会となっている。

2008、2010年と出場権を得られなかったのが、前年のアジア大会で2位までに入れなかったからである。

こうした背景もあり、日本はこれまで優勝経験はなく、準優勝が最高成績。

⇒ 2023年、遂に日本が悲願の初優勝を果たした!

過去の優勝回数は以下の様になっている。

優勝回数 国名
11回 キューバ
10回 アメリカ
5回 韓国
3回 台湾
1回 カナダ
1回 日本

野球大国日本、これから優勝回数を伸ばしていってもらいたい。

この大会、日本は「高校日本代表」として大会に参戦している。

しかし、U-18の規定に高校生であるとは明記されておらず、16歳から18歳の選手が出場できる大会である。

つまりは、早生まれでプロ野球に入った高卒ルーキーが出場する事も可能となっている。

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