開幕から絶好調の横浜DeNAベイスターズ。
先日の試合では、コーチ兼任の三浦大輔が今シーズン初登板、初勝利で23年連続勝利の日本記録に並んだ。
カープの連続シーズン勝利記録は大野豊の21年
コーチ兼任でありながら、開幕ローテーションから外れていた三浦大輔。
ローテーションの谷間での登板であったが、2軍での成績は0勝3敗、防御率4.76と良くなく、首脳陣の間では若手の登板も検討されたそうだ。
しかし、監督の中畑清は「三浦大輔は1軍の雰囲気でないと力を発揮しない」と判断し、三浦大輔を登板させた。
見事に6回3失点(自責点2)で勝利投手となった。
起用した監督、期待に応えた三浦大輔、共に見事である。
チームに勢いがある、勢いが出る理由がわかる一戦であった。
この勝利で三浦大輔は23年連続シーズン勝利となり日本タイ記録となった。
順位 | 名前 | 記録 | 年 |
1位 | 工藤公康 | 23年 | 1985年~2007年 |
山本昌 | 1988年~2010年 | ||
三浦大輔 | 1993年~2015年 | ||
4位 | 米田哲也 | 22年 | 1956年~1977年 |
5位 | 小山正明 | 21年 | 1953年~1973年 |
大野豊 | 1978年~1998年 |
カープ記録は大野豊の21年連続勝利。
カープの投手記録で名前が出てくるのは大野豊と北別府学が多い。
球団への貢献度が高い2人である。
北別府学の記録は19年連続勝利であるが、ルーキー年の1976年から引退する1994年までの19年間、未勝利だった年はない。
トレーニングや食事、スポーツ医学などが近代化され、40歳を超えても現役を続ける選手が多くなった。
それでも20年以上に亘って勝ち続ける投手は希有だ。
40歳でカープに復帰した黒田博樹は、ルーキー年の1997年からメジャー時代も含め、今年2015年まで連続勝利しており19年連続勝利。
どこまでこの記録を伸ばせるか・・・と思うが、1球の重みに賭ける黒田博樹は先の記録などに興味がないことだろう。
*2016年黒田博樹現役引退。ルーキーイヤーから引退年まで20年連続勝利を記録した
メジャーも含む記録ではあるが、大学卒では日本最長となる。
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