日米野球、侍ジャパンの1,2番は柳田悠岐-菊地涼介のコンビがメインであったが、1試合だけ2番柳田悠岐を試している。
菊地涼介に代わって山田哲人が1番セカンドに入ったためだが、プロ野球の監督は2番に左の強打者を起きたがる傾向にあると感じる。
繋ぎの2番か?強打の2番か?
日本の野球スタイルとしては、2番打者は繋ぎが基本。
先頭打者が出塁したら、バントで送るのがセオリーで、バントをしないにしてもヒットエンドラン、右打ちなど普通のバッティングはなかなかしない。
しかし、メジャーだと2番に強打者を持ってくることも多い。
ニューヨークヤンキースだと、右打者であるがA・ロドリゲスの2番起用もあったし、松井秀喜のメジャー2年目は2番打者で迎えている。
(余談だが、この年の開幕戦は東京ドーム開幕。東京ドームで観戦していたが、松井秀喜が第1打席で右中間突破の2ベースヒットを打った時に鳥肌が立ったのを覚えている。)
日本のプロ野球でも、データを集めると無死1塁でバントをするより強攻策の方が点を取れる確率が高く、なかなか簡単にバントをしなくなったように感じる。
こうした背景もあり、2番に繋ぎの打者よりも、1,2塁間に強い打球が打てる強打者を好む監督が増えているのかなと思う。
特に平成以降にこの傾向が強くなったと思うが、イチロー(オリックスブルーウェーブ)、カズ山本(ダイエーホークス)、ペドロ・バルデス(福岡ダイエーホークス)、そして高橋由伸(読売ジャイアンツ)といったところが2番起用されている。
しかし、成功したケースはほとんどないのでは?
成功とは個人成績ではなく、チームが優勝したかどうか?
これらの選手を2番から外し、1番やクリーンアップに入れた方がチームの調子は良くなった。
結局は「打線」であり、周りとの兼ね合いが重要だ。
2番に左の強打者を置くのは「理想」を追い求めた形だろうが、理想と現実のギャップは大きいのだろう。
カープでも2006年にマーティー・レオ・ブラウンが監督に就任し、2番前田智徳で開幕したが、全く打線が機能せずに元の打線に戻した。
そして2014年のクライマックスシリーズ、1番菊地涼介、2番丸佳浩で臨んだが打線が全く機能せずに終焉した。
監督野村謙二郎は2番丸佳浩が理想の打順と語っており、監督最後の試合を理想形で臨んだようだ。
いくら無死1塁からバントではなく強硬策のが点数が入る確率が高いとはいえ、そこに左の強打者をハメればいいという訳ではなさそうだ。
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