野村祐輔が今キャンプでシュートの習得に励んでいる。
器用な投手であり、モノにすることができるだろうと思う。
(期待を込めて(^^ゞ)
カープのエースは代々シュートを武器にしてきており、野村祐輔がその系譜を担う事になりそうだ。
北別府学、佐々岡真司から野村祐輔へ!
カープでシュートと言えば北別府学をイメージする人が多いだろう。
シュートとスライダーでホームプレートの左右を大きく使い、針の穴を通すコントロールで「精密機械」が代名詞。
佐々岡真司もスライダー投手であったが30歳を過ぎてからシュートを覚え投球の幅が広がった。
北別府学も佐々岡真司もスライダーとシュートを武器にしていたが、左右の揺さぶりだけでなく、「カーブ」も操っていたのが特徴だろう。
左右だけでなく上下の高低差まで目一杯ストライクゾーンを使った投球術を持っていた。
野村祐輔もカーブ、スライダーを操り、若いながらに投球術を持っているが、ここにシュートが加われば、鬼に金棒だ!
シュートのメリット、デメリット
シュートのメリットは詰まらせて内野ゴロを打たせることが出来る事。
1球で仕留められるので球数が減ったり、ランナーがいればダブルプレーを狙う事ができる。
デメリットはストレートに影響が出る可能性があることだろう。
ボストンレッドソックスのクローザー上原浩治が読売ジャイアンツでの最終年にシュートの習得を目指したことがある。
シュートを投げれるようになった代わりにストレートの回転が悪くなり、結果的に成績が下降した。
今ではシュートを投げていない。
簡単にマスターできる球種ではないのであろう。
最近ではシュートの代わりにツーシームやワンシームを投げる投手が増えた。
前田健太もツーシームを投げるが、ボールが落ちる事無く内側に食い込むことを考えれば威力があるのはシュートの方であろう。
前田健太のツーシームはシュートと実況されることもあるが、本人いわくツーシーム。
詰まらせる球種を多くの投手が欲しがっているのだ。
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PLカーブ、宜野座カーブ、そして広島シュート
チームに伝わる球種としては高校野球であるが大阪のPL学園や沖縄の宜野座高校の「カーブ」が有名だ。
それぞれ学校名からPLカーブ、宜野座カーブと評される。
この名称になぞって、広島シュートと名付けたい(^^)v
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