大野豊に佐々岡真司、カープを支えた左右のエース。
この2人に共通するのは、チームの為に先発、抑えとチーム事情に合わせて貢献してきた点です。
カープ愛が成せる業だと思います。
100勝100セーブを達成しているのは過去6人!
過去に100勝100Sを達成している選手を列挙してみました。
選手名 | 所属チーム | 勝利数 | 敗戦数 | セーブ数 |
江夏豊 | 阪神-南海-広島- 日本ハム-西武 |
206 | 158 | 193 |
大野豊 | 広島 | 148 | 100 | 138 |
佐々岡真司 | 広島 | 138 | 153 | 106 |
斉藤明夫 | 大洋・横浜 | 128 | 125 | 133 |
山本和行 | 阪神 | 116 | 106 | 130 |
斎藤隆 | 大洋・横浜‐ドジャース- レッドソックス-ブレーブス- ブルワーズ-ダイヤモンドバックス -東北楽天 |
111 | 95 | 136 |
郭源治 | 中日 | 106 | 106 | 116 |
勝利数順に並んでいます。
江夏豊を始めカープに関係している人が3人、嬉しい反面チーム事情を反映しているのかなと思います。
また、この中で先発だけで100勝しているのは江夏豊と佐々岡真司だけです。
江夏豊の成績は群を抜いています。
時代が違うと言ってしまえばそれまでかもしれませんが、勝利数が200を超えており名球会資格を有しています。
(江夏豊は実際には名球会には入っていない。退会?or 除名?)
現在の名球会資格は打者が2000本安打、投手は200勝、もしくは250セーブ。
250セーブが名球会資格になったのは2003年から。
分業制が確立された近代野球を考慮してのことだと思います。
250セーブも名球会資格になったのですから、勝利数とセーブ数が半分ずつの100勝125セーブも名球会資格になってもいいと思います。
先発と抑えの両方をこなしてきた負担を考えれば100勝100セーブでもいいはず。
(こうすると、佐々岡真司も資格を得られるのが本音(^^)v)
若いころは先発、今はメジャーでリリーフとして大活躍している上原浩治でも日米通算121勝68セーブです。
我々ファンからすると名球会はプロの中のトップ。
輝かしい名誉ある組織と思いますが、当の本人達はそれほど意識してないかもしれませんね。
大野豊や佐々岡真司が今更名球会入りとなったところで戸惑うだけかもしれません。
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現役選手で名球会が一番近い選手は、野手では東出輝裕で1366本。
投手では前田健太71勝、永川勝浩164セーブ。
現役選手のデータを見ると、やはり名球会は偉大な選手の集まりだと感じます。
ちなみに新井貴浩は現在1811本。
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