昨日、日本球界の通算勝率ランキングについて調べてみた。
今日はカープ編。
カープで2000投球回を超えているのはたったの7人!
日本球界で、投手の防御率や勝率などのランキングは2000投球回を超えている投手が対象になっている。
今は年間143試合制、規定投球回を基準に考えれば14年間を要する数字。
勝率以前に2000投球回を超える時点でスゴイ投手と言える。
カープではこれまで7人しか2000投球回に達していない。
順位 | 名前 | 期間 | 勝利 | 敗北 | 勝率 | 投球回 |
1位 | 北別府学 | 1976-1994 | 213 | 141 | .602 | 3113 |
2位 | 大野豊 | 1977-1998 | 148 | 100 | .597 | 2231 |
3位 | 黒田博樹 | 1997-2007 2015-2016 |
124 | 105 | .541 | 2012.2/3 |
4位 | 川口和久 | 1981-1994 | 131 | 122 | .518 | 2212 |
5位 | 外木場義郎 | 1965-1979 | 131 | 138 | .487 | 2419.1/3 |
6位 | 長谷川良平 | 1950-1963 | 197 | 208 | .486 | 3376.1/3 |
7位 | 佐々岡真司 | 1990-2007 | 138 | 153 | .474 | 2344.1/3 |
8位 | 備前喜夫 | 1952-1962 | 115 | 149 | .436 | 2119.1/3 |
(川口和久、黒田博樹の成績はカープ時代のみ)
7人しか2000投球回に達していないが、その中で勝率5割を超えているのは3人しかいない。
カープでの歴代通算の最高勝率投手は、精密機械の愛称で黄金時代を支えた北別府学。
日本球界のランキングでは17位にランキングされている。
今年海を渡った前田健太は、日本球界での通算勝率は97勝67敗で勝率.591。
1509.2/3イニングをカープで投げてくれてメジャーに挑戦するが、北別府学や大野豊の勝率には届かなかった。
FA移籍でメジャーに渡った後カープに戻ってきてくれた黒田博樹は、日本での通算投球回が1870イニングなので、今シーズン中に2000投球回への到達が期待される。
これまで114勝97敗で勝率.540。
(2016年現役引退後にランキング改定。3位にランクイン)
メジャーでは1319投球回で79勝79敗と五分の数字で、通算すると3189投球回で193勝176敗で勝率.523。
3340.2/3投球回で203勝184敗で勝率.525。
数字を並べれば並べるほど、北別府学がスゴイ投手だったことがわかる。
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