カープの弱点である交流戦。
2014年も開幕ダッシュに成功したものの、交流戦で9勝15敗と大きく負け越した。
果たして交流戦抜きの純粋なセントラルリーグだけの勝敗では優勝できていたのだろうか?
セントラルリーグだけの勝敗でも順位は変わらない
2014年の勝敗から交流戦の成績を外して、純粋なセントラルリーグだけの勝敗で順位を並べたら以下の通り。
順位 | チーム | 勝利 | 敗北 | 引分 | 勝率 | ゲーム差 |
1位 | 読売ジャイアンツ | 66 | 53 | 1 | .555 | – |
2位 | 阪神タイガース | 66 | 53 | 1 | .555 | – |
3位 | 広島東洋カープ | 65 | 53 | 2 | .551 | 0.5 |
4位 | 中日ドラゴンズ | 54 | 63 | 3 | .462 | 11.0 |
5位 | 横浜DeNAベイスターズ | 54 | 64 | 2 | .458 | 11.5 |
6位 | 東京ヤクルトスワローズ | 50 | 69 | 1 | .420 | 16.0 |
セ・リーグは勝率が同じ場合、①勝利数、②当該チームでの対戦成績で順位が決まるので、タイガース戦に勝ち越した(13勝11敗)ジャイアンツが優勝となる。
カープが交流戦で失速したことばかりが印象に残っているが、タイガースも失速していた。
ジャイアンツが16勝8敗で交流戦を制したのに対し、タイガースとカープは9勝15敗で最下位。
セントラルリーグだけの戦いでは五分であるので、つくづく交流戦の戦いが悔やまれる。
カープは交流戦の失速ばかりがクローズアップされるが、終盤9月以降も勢いを逸していた。
『開幕ダッシュ ⇒ 交流戦失速 ⇒ 夏場の盛り返し ⇒ 終盤失速』が2014年の大きな流れだろう。
2014年はジャイアンツの勢いをそれほど感じなかったが、大きな低迷期がなかったことと、終盤に力を発揮したのがジャイアンツの力と感じる。
カープはここ数年で間違いなく力を付けているが、大きな連敗をしないこと、これが優勝するための一つの条件であるはずだ。
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