プロ野球の不思議、セリーグとパリーグで順位決定方式が異なる

プロ野球のセントラルリーグとパシフィックリーグ、指名打者制度の有無などルールが異なる点は多々ある。

順位決定方式も違うのはご存知だろうか?

セ・パの順位決定方式について

セントラルリーグもパシフィックリーグも勝率で順位が決まる。

もし、勝率が同じであった場合、セ・パで順位決定の方法が異なっているのだ。

【セ・リーグ】
1.勝利数が多い球団
2.当該球団間の対戦勝率が高い球団
3.前年度順位が上位の球団

【パ・リーグ】
1.当該球団間の対戦勝率が高い球団
2.交流戦を除いたリーグ戦の勝率が高い球団
3.前年度順位が上位の球団

 

思えば2001年のセントラルリーグの順位決定方式は、この年だけ勝率ではなく勝利数となっていた。

勝率では3位であったカープだが、勝利数が4位でありAクラス入りを逃した。

クライマックスシリーズが導入されたころは、パ・リーグの優勝チームはクライマックスシリーズを勝ち抜いたチームが優勝となっていた。
(今は、クライマックスシリーズは日本シリーズ進出を決める戦いであり、2,3位のチームがクライマックスシリーズを勝ち抜いてもリーグ優勝とはならない)

私はクライマックスシリーズそのものに反対しているが、プロ野球のリーグ戦て何なんだろうと感じることがある。

 

日本の交通事情を考えると、メジャーみたいに引き分けがなく、勝負が決まるまで永遠に試合を行うことは不可能だ。

その為、順位を勝率で決めるのは良いとして、その次は当該チームの対戦成績でいいのではないかと思う。

それでも同じなら、それこそ短期決戦をしたら面白い。

 

クライマックスシリーズの導入はシーズン終盤の消化試合を減らすことが目的だと思うが、両リーグともそれ以上に考えることがあるのではないかと思う。

 

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