日本プロ野球を巡る統一球問題。
昨日4月29日より規格内のボールを提供できるようになったようだ。
「常に規格内のボールが使用されるように管理・運用する」で終わってはいけない。
統一球導入の経緯を忘れてはいないか?
統一球は2011年シーズンより導入されている。
WBCなどの国際大会で勝つために、国際大会の度に国際球への対応をする必要を無くすべく導入が決定された経緯がある。
⇒2011年シーズンから使用する統一球について
この目的を多くの人が忘れてはいないだろうか?
日本野球がWBCなどの国際大会で勝つことが目標、その為の一つの手段としてボールを国際球に近づけようとしたはずだが、その因果関係について検証されているのか全くわからない。
議論が「飛ぶ」・「飛ばない」だけに焦点が当たっているが、統一球導入の根本にある「国際大会で勝つ」ための統一球になっているのだろうか?
ホームラン数は一つの指標かもしれないが、シーズンのホームラン数のバランスを取っているようにしか感じない。
過去のWBCの統括は?
日本は2006年、2009年とWBCを連覇。
「勝っている時は動かない」が勝負の鉄則だと思うが、日本野球機構は行動に出た。
よほど国際球と国内球の差が大きく、選手からも要望が出ていたのだろう。
その結果として、2013年のWBCはベスト4。
野球(Baseball)と言うスポーツで大会3連覇は難しく、3大会連続ベスト4以上は素晴らしい結果だと思う。
しかし、今後も継続して好成績を収めていくために必要なものは何だろうか?
統一球の対応はこれでいいのか?と大きな疑問が残る。
日本野球機構は反発係数の値を管理できる体制を構築して、統一球問題は収束させようとしている感じがしてならない。
結局、日本がWBCで勝てた理由、勝てなかった理由はどこにあるのか?
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侍JAPAN常駐化は良い考えだと思う。
せっかく常駐化して監督も決定しているので、小久保裕紀監督を筆頭にもっともっと日本野球機構に提言をしていってもらいたい。
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