カープ右の代打の切り札となりつつある小窪哲也とジャイアンツ絶対的なセットアッパー山口鉄也。
二人の”テツヤ”の戦い、2014シーズンの1つの見所かもしれない。
勝負どころで相対する二人の”テツヤ”
読売ジャイアンツの山口哲也。
育成契約からスタートしたものの、2009、2013と2大会連続でWBCにも選出されている。
今では球界を代表する左のセットアッパー。
広島東洋カープの小窪哲也。
PL学園-青山学院大学でキャプテンを務めるなど野球エリートの道を歩み、カープに入団。
カープらしい「いぶし銀プレーヤー」であるが、あと一歩開花しない時期が続いた。
アマチュア時代の立場からプロでの立場が完全に逆転した山口鉄也と小窪哲也、小窪哲也がようやく地位を確保し、勝負どころで二人の好勝負が見られる。
2014年7月1日(火)G8-7C、2日(水)C4-3Gと連日1点差の熱い戦い。
その2試合ともに終盤同点の場面で二人のマッチアップ。
1日(火)は一時勝ち越しとなるライト前タイムリー、2日(水)はセンターへの犠飛と結果だけを見れば共に小窪哲也の勝ち。
しかしセンターへの犠飛は浅く、もう一人の”てつや”松本哲也の肩が強ければ・・・という打球で合った。
それでも外野フライを狙っていた小窪哲也と、外野フライを防がなければならなかった山口鉄也、外野に打球を持っていった時点で小窪哲也の勝ちだ!
おそらく今後もカープとジャイアンツは首位争いを続けるだろうが、この2人の勝負が見どころになりそうな予感。
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石井琢朗からは期待も込められて、その守備をハナクソと評されたこともある小窪哲也。
ルーキー時代から試合に出ていたが、年々勝負強さが増し力を付けたなと嬉しく思う。
2014年の年棒1,480万円の哲也が、年棒3億2千万の鉄也を打ち砕く、これこそがカープファンの醍醐味だ。
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