2014年7月1日(火)対読売ジャイアンツ戦は8-7のルーズベストゲームで敗戦。
ルーズベルトゲームは面白いというが、負けたチーム・ファンには疲れがドッと押し寄せる。
結果はさておき、この試合で代打の順番について考えさせられるケースがあった。
代打の一番手は岩本貴裕では?
5-3と2点を追いかける6回裏。
読売ジャイアンツのエースへと成長した菅野智之を攻め1死満塁の大チャンス。
打順は8番倉義和、9番大瀬良大地と続く。
この時ベンチに控えていたのは、以下の選手。
右:#4小窪哲也、#6梵英心、#7堂林翔太、#26廣瀬純、 #32白濱裕太、#38赤松真人、#64會沢翼 左:#0中東直己、#10岩本貴裕
ここで代打1番手に起用されたのは、梵英心。
なんで?と思った。
勝負どころと判断し、ここは岩本貴裕ではないだろうか?
もしかしから、まだ6回、勝負はまだ先にあると判断したのかな?と思ったら梵英心が空振り三振に倒れた後に岩本貴裕が登場。
はっきりいって順番が逆だと思う。
代打には特性があると思う。
プロ野球の世界に入ってくる選手、アマチュア時代はトップバッターやクリーンアップなどチームの中心で動いていた選手ばかり。
途中出場・途中交代などほぼなく、毎試合4打席で戦っていた。
そうした選手が代打で結果を出すのは難しい。
カープのベンチを見渡しても、この代打業に一番慣れているのは岩本貴裕。
その次は小窪哲也のはずだ。
梵英心はあまり代打慣れしていないと思うし、代打で使うのであればチャンスメーカーの場面で登場させた方が良いと思う。
レギュラーを掴め!岩本貴裕
セリーグの野球では、ピッチャーの打席で代打を出すケースが生じる。
そして試合の終盤ともなれば、勝負の一打を求められる。
そうして各チーム「代打の切り札」が存在する。
カープでは神様前田智徳が記憶に新しいところだが、それ以前であれば緒方孝市、町田公二郎、浅井樹、そして西田真二などが上げられる。
カープ以外のチームでも、中日ドラゴンズの立浪和義や読売ジャイアンの吉村禎章などがおり、特に阪神タイガースでは「代打の神様」が川藤幸三、真弓明信、八木裕、桧山進次郎と受け継がれている。
セリーグの野球には欠かせない存在・役割だと思う。
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今のカープのメンバーを見渡せば、確かに岩本貴裕がその一番手になると思うが、代打の切り札ではなく1シーズンレギュラーで戦ってほしい選手だ。
ホームラン30本は打てるであろう地元の大砲、愛されるキャラクター、その潜在能力は未だ開花していない。
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