新井宏昌、2013年よりカープの打撃コーチを務めている。
現役時代はシュアな打撃で通算2038安打を放ち名球界入りを果たしたヒットマン。
1989年(平成元年)の近鉄バッファローズ優勝時には、あのラルフ・ブライアントの前の2番を打ち、強力いてまえ打線の中で繋ぎの役割を果たした名プレーヤー。
若手成長の陰に新井コーチの手腕あり
2014年カープは若手の飛躍が著しい。
菊丸コンビを筆頭に、怪我をしてしまったものの堂林翔太など打撃が上向いている。
そして若手とまではいかないものの松山竜平は一皮剥けたバッティングで右投手には絶対的な強みを持つ。
監督野村謙二郎も時々打撃コーチ的役割を担っているが、やはり若手の打撃力向上については打撃コーチ新井宏昌の存在が欠かせないだろう。
その中で特に新井宏昌に心酔しているのでは?と思うのが丸佳浩である。
丸佳浩の打撃フォーム
新井宏昌打撃コーチ就任前から丸佳浩は1軍のレギュラーを掴みかけていたが、打率は.250にも届かない。
2013年は最終的には打率.273であったものの、シーズンを通して安定した打撃を披露した。
私が驚いたのは打撃成績以上にその打撃フォーム。
新井宏昌に酷似しているのだ。
新井宏昌の現役時代を知らない人も多いと思うので、Youtubeで探してみた。
似ていると思いませんか?
おそらく丸佳浩は何度となく新井宏昌の打撃フォームもビデオでチェックし、素振りをし、自分の打撃フォームにしていったんだと思う。
今年からの背番号「9」は新井宏昌の近鉄時代の背番号と同じ。
背番号は同じになったが、まだまだ新井宏昌の方がバットコントールは柔らかい印象。
丸佳浩はまだまだ新井宏昌に近づく可能性があり、とても伸びしろのある選手だと感じる。
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