2014年5月23日交流戦の広島東洋カープ対オリックスバッファローズの一戦は両チームのエース前田健太と金子千尋が先発。
両リーグを代表するエースの登板とあって、注目を集めた一戦であったが1-3で前田健太が敗れた。
エースの条件とは?
エースとは何だろうと思い考えてみた。
・ローテーションを守る(年間200イニング登板) ・貯金を作る(年間+8)
考えてみた結果、残ったのは上の二つだけ。
ただし、これを3年以上続けた投手がエースだと思う。
ちなみに沢村賞の基準は、
・15勝 ・150奪三振 ・10完投 ・防御率2.50 ・200投球回 ・25登板 ・勝率6割
私の考えるエースとは200投球回だけが一致する。
2010年に沢村賞を受賞した前田健太、2013年に沢村賞の基準を全て満たした(田中将大に持っていかれた!?)金子千尋だが、私の考えるエースの基準には達していなかった。
「3年続けて」が難しい。
前田健太は3年続けて200イニング登板を達成したことがあるが、貯金を8つ稼いだシーズンは昨年2013年が初めて。
金子千尋は200イニングに達したシーズンが2回しかない。
多くの評論家が3年成績を残して一流と言うが、超一流と言っても過言ではない。
最終的には信頼度があるかどうか!
私が決めた基準の数字を並べれば、前田健太も金子千尋も後一歩の結果になってしまったが、2人とも間違いなくエース。
最終的には数字云々ではなくチーム、そしてファンからの信頼だと思う。
絶対エース育成論 ~なぜ田中将大は24連勝できたのか? | |
Amazonで購入 | |
楽天市場で購入 | |
7netで購入 | |
Yahooショッピングで購入 |
「この投手の時には落とせない!!」
「この投手で負けたら仕方ない!!」
逆の意味の言葉だが、どちらもエースに贈られる言葉。
こう思わせるまでの実績、そして人間性がエースには求められるはずだ。
関連記事:
- 日本経済と広島東洋カープの相関関係
- 【月刊:東出輝裕&栗原健太】続々と若手が1軍に上がる中で・・・
- 目指せ甲子園!優勝校を決める夏の地方大会にシード校は必要か?
- 日本は準永久欠番が多くあるが永久欠番は誕生しないのか?
- 建山義紀の背番号53、阪神タイガースの背番号の重みと空き番号