カープの黄金期と言えば1975年の初優勝から最後の優勝を果たした1991年頃だろう。
この間、計6回のリーグ優勝を果たし、多くのシーズンでAクラス入りを果たしている。
この前後の期間で何が起こっているのかを探ると、カープの未来が見えてくるかも知れない。
ドラフト制度とカープの成績は関連性がありそうだ!
球団創設から1975年に初優勝を果たすまで、Aクラスに入ったのは1969年の一度だけ。
1975年の初優勝はルーツ監督や古葉監督の手腕が取り上げられることが多いが、ドラフト制度の採用が一つの大きな要因であると思う。
1965年に第1回ドラフト会議が開催され、これにより戦力の均衡化が図られたはずだ。
初のドラフトから初優勝まで12年の歳月が掛かったが、ドラフトで獲得した選手全員が即戦力になる可能性は低く、チームを作り上げるには10年以上の期間が掛かるということだろう。
1993年にはFAと逆指名制度(後の自由獲得枠、希望入団制度)が導入された。
カープは1997年以降Aクラスから長らく遠ざかったいたが、FAと自由獲得枠により5年弱で12球団の戦力が不均等になったと言えるのかもしれない。
グラフを見てもらえばわかる通り、カープ黄金期の前後で大きなドラフト改革が行われている。
(赤字はカープに取ってポジティブ、青字はネガティブ)
2013年に16年ぶりにAクラスに入ったが、これは2007年に希望入団枠が廃止されてから6年後のことである。
チーム作るのに10年掛かるとしても、今後のカープは右肩上がりの成績が期待できるかもしれない。
カープにFAは必要か?
1993年には逆指名制度と同時にFA制度も導入された。
カープは一度もFA補強をしていないが、実はFA補強に頼るチームではないのかもしれない。
「育成が上手い」と言われてもおり、ドラフトで均等に獲得した選手を順調に育て上げれば毎年戦える戦力が整うのではないだろうか?
こう考えると、カープは未来は明るい!!
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カープのレジェンド衣笠祥雄の入団は1965年。
第1回ドラフト会議の前年、最後の自由入団の時代にカープに入った選手だ。
カープを選んでくれて感謝です(^^♪
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