予告先発は必要か?セ・リーグの開幕投手が4日前に公表された!

セ・リーグのファンミーティングで開幕投手が発表された。

開幕前日公表でよかったが、イベントの流れで各監督が発表することとなったようだ。

 

先発投手を予想する楽しさ

ファンミーティングで公表された開幕投手は以下の通り。

読売ジャイアンツ
菅野智之
東京ドーム 阪神タイガース
能見篤史
中日ドラゴンズ
川上憲伸
ナゴヤドーム 広島東洋カープ
前田健太
東京ヤクルトスワローズ
小川泰弘
神宮球場 横浜DeNAベイスターズ
三嶋一輝

ファンミーティング以前に公表されていた先発投手もいるが、読売ジャイアンツは内海哲也と菅野智之のどちらになるか?中日ドラゴンズは大野雄大が本命視されていたため、いくら予告先発と言えど、もう少し引っ張っても良かったと思う。

 

セリーグが全試合予告先発をするようになったのは2012年からなので今年で3年目。

かなり昔から行われている感じがするが、予告先発に慣れてしまったという事だろう。

野球はデータが重視されるスポーツであり、相手がわかれば事前準備が立てやすくなるが、相手チームにも自チームの情報を提供する事になる。

公平に発表するのでチーム間の有利不利はないが、先乗りスコアラーの情報が強かったチームにとっては痛手のはず。

予告先発が無くても、どのチームも先乗りスコアラーの情報を下に9割以上の確率で先発投手を当てる事は出来ていたようだ。

谷間の先発で悩む程度。

1割以下の当たり外れがシーズンの戦いを左右すると考えれば、やはり予告先発は無い方が「チーム力」で戦うプロ野球に合っていると思う。
(先乗りスコアラーやデータに予算を掛けられる球団が有利になるのだが・・・)

 

野村克也、落合博満は予告先発に否定的であった。

「情報戦」を戦略としている二人らしい考えだ。

落合博満が中日ドラゴンズの監督を退いて直ぐに予告先発を導入したのは、何らかの意図があるのかもしれない。

 

そして、2004年に川崎憲次郎が開幕投手になった時の球場のどよめき、あの雰囲気はもう味わう事ができない。

 

予告先発はファンのため?

カープであれば前田健太の先発が決まっていれば、球場に足を運ぶファンは増えるだろう。

しかし、谷間の試合では逆になるのでは?

予告先発により球場に行く日を決めやすいかもしれないが、前日にならないと先発投手は発表されない。

いきなり明日行くか?となるのだろうか?

 

コアな野球ファンであればを先発投手を含めて色々と予想するのも楽しみの一つ。

特にカープは先発5枚までは決まっているが、6枚目が確定していないのでどうしても谷間ができる。

先発投手が谷間の日にも来客数が減らない事を願いたい。

 

勝てる野球の統計学――セイバーメトリクス (岩波科学ライブラリー)
Amazonで購入
楽天市場で購入
Yahooショッピングで購入
7netで購入

 

メジャーリーグ、韓国プロ野球、そして台湾プロ野球でも予告先発が導入されている。

 

関連記事:


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください