2009年3月に竣工された三次きんさいスタジアム(みよし運動公園野球場)。
同年6月17日、プロ野球セ・パ交流戦・広島東洋カープ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦が行われ、その後、ほぼ毎年カープ戦が行われている。
全面人工芝、両翼100m、中堅122mというプロ野球に対応できる設備があることはもちろんだが、三次市が多くのプロ野球選手を輩出している野球どころというのも影響しているだろう。
三次市が輩出したプロ野球選手はこれまで12人!
地方球場でのプロ野球開催は、その地元がスポンサーなどを付けて誘致することで実現する。
三次市は同じ広島県内でありながら、地域性であったり、野球熱があついことからカープ球団としても、公式戦開催のOKを出しているのだと思う。
野球熱は、輩出しているプロ野球選手の数からも伺える。
名前 | 出身 高校 |
現役年 | 球団 | 備考 |
岩本 義行 |
広陵 | 1940-1942 1941-1951 1952-1953 1956-1957 |
南海 大陽松竹 大洋洋松 東映 |
野球殿堂入り (1981年) |
岩本 信一 |
広陵 | 1947-1949 1950 |
南海 大洋 松竹 |
|
門前 眞佐人 |
広陵 | 1936-1944 1948 1949 1950-1951 1952-1956 |
大阪阪神 金星 大阪 大洋 広島 |
|
渡辺 信義 |
日彰館 | 1951-1955 | 広島 | |
原 伸次 |
広陵 | 1981-1993 1994-1995 |
広島 横浜 |
|
二岡 智宏 |
広陵 | 1999-2008 2009-2013 |
読売 日本ハム |
三次市スポーツ栄誉賞 (2004年) |
福原 忍 |
広陵 | 1999-2016 | 阪神 | |
永川 勝浩 |
新庄 | 2003-2019 | 広島 | |
梵 英心 |
三次 | 2006-2017 | 広島 | |
田中 大輔 |
如水館 | 2007-2014 2015-2016 |
中日 オリックス |
|
大田 泰示 |
東海大 相模 |
2009-2016 2017- |
読売 日本ハム |
|
永川 光浩 |
三次 | 2010-2014 | 広島 | |
坂本 光士郎 |
如水館 | 2019 | ヤクルト |
13人ものプロ野球選手を輩出している。
広島市にある広陵高校出身の選手が多い。
二岡智弘と福原忍は広陵高校の同級生である。
また、永川勝浩と梵英心は三次少年野球クラブに所属していた幼なじみ。
少年野球時代はピッチャー永川勝浩、キャッチャー梵英心でバッテリーを組んでいた間柄。
ライバル関係から切磋琢磨して技術を磨いていく土地柄なのかなと感じる。
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