前田健太が2015年9月13日(日)の阪神タイガース戦@甲子園球場に中4日で登板して、7回無失点の好投で13勝目を上げた。
この日、5奪三振を奪い今シーズン154奪三振となり、2010年から続く150奪三振以上の記録は6年連続に伸びた。
150奪三振の球団最多記録は7度
前田健太は2008年途中からローテーションに入り、2010年から6年連続2桁勝利を上げている。
その間、150奪三振を記録しているが、6年連続150奪三振以上は、1987年~1992年に記録した川口和久のに並ぶ球団タイ記録。
前田健太 | 川口和久 | |||
年 | 奪三振数 | 年 | 奪三振数 | |
2010年 | 174 | 1987年 | 184 | |
2011年 | 192 | 1988年 | 179 | |
2012年 | 171 | 1999年 | 192 | |
2013年 | 158 | 2000年 | 180 | |
2014年 | 161 | 2001年 | 230 | |
2015年 | 154 | 2002年 | 156 |
川口和久の230奪三振は驚異的である。
川口和久は、1983年にも166奪三振を記録しており、計7度、年間150奪三振を記録している。
これは、1968年~1970年、1972年~1975年に150奪三振を記録してる外木場義郎と並ぶ球団記録である。
前田健太の2009年の奪三振数は147。
この年にあと3つ奪三振を取れていれば、7年連続となり、回数で球団タイ記録、連続年数で球団新記録となっていた。
しかし、今の前田健太にそれほど奪三振の数字は気にはなっていないだろう。
いかに勝てるピッチングをするか、それだけしか考えていないはずだ。
来年、ポスティングでメジャー挑戦となれば、この記録が更新されることはない。
ただ、日本にいたとすればもちろん更新するであろう数字だろうし、メジャーに行っても、同じように数字を積み重ねていくことだろう。
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