2015年9月12日(土)の田中広輔のホームランを巡るビデオ判定、日本野球機構(NPB)が誤審を認めた。
誤審を認めたところで結果が変わるわけではないが、日本野球機構は謝罪だけで終わらせるのだろうか?
八木裕のホームラン判定で責任を取って辞任した平光清
現在のプロ野球は、ホームランに限ってビデオ判定が適用されている。
https://www.youtube.com/watch?v=QjU4GoGutTE
センター方向から見た動画を確認する限り、フェンスに当たって跳ね返ったとは考えられない。
甲子園の外野スタンドのフェンス沿いの上には網のフェンスが張られているが、そこに跳ね返ったとわかる。
(この網のフェンス、通路にボールが落ちるのを防ぐための安全対策と思っていたが、スタンドへの侵入禁止用だったのか⁉)
メジャーのチャレンジシステムでは、ニューヨークにあるビデオセンター(リプレイセンター)に控える審判が、さまざまな角度からの映像を検証し、判定を行う。
球場にいる審判ではなく、控え審判が判定の正否を決定するシステムだ。
リプレイセンターには多くの映像が集められているのだろう。
日本でも、各テレビ局のVTRを集めて検証できるようにすれば、判定は正確になるはずだが、そういう考えはないのだろうか?
各テレビ局の理解さえ得られればいいので、それほどお金がかかる話でもない。
田中広輔のビデオ判定はどのようなVTRを使って判定を下したのか、公にしてほしいと思う。
このビデオ判定で思い出すのが、1992年に阪神タイガース八木裕が放った打球を巡る判定である。
https://www.youtube.com/watch?v=Jn-iLisbM8A
シーズンも終盤、首位ヤクルトスワローズを1ゲーム差で追っていた阪神タイガース、地元甲子園球場で八木裕が放ったサヨナラホームランと思われる打球が、エンタイトルツーベースへと判定が覆った。
この講義中、一旦はホームランの判定を下した2塁塁審の平光清は、「責任を取って審判をやめるから試合を再開してほしい」と阪神タイガースサイドに頭を下げたそうだ。
そして、このシーズン終了後、平光清は実際に辞任をした。
ビデオ判定もない時代、自分の判断に責任を持つ審判でなければならない、と思ったのだろう。
今回の田中広輔の判定に対して、審判が辞任することが責任とは思わないが、日本野球機構が誤審を認めたと報道されているものの、日本野球機構の公式サイトを見ても、そのような記載は一切ない。
誤審を認めるのであれば、今後の対応も含めて、しっかりと公のものとしてもらいたいと思う。
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