優勝するチームには頼れるクローザーがいる。
1991年カープ優勝時には大野豊がいたが、1986年には炎のストッパー津田恒美がいた。
津田恒美への思いが詰まった胴上げ投手
思えば1991年は大野豊と津田恒美のダブルストッパーでスタートした。
津田恒美が病に倒れ、チームは津田恒美の為にと奮起し、見事に優勝を果たした。
その5年前、1986年には津田恒美が「炎のストッパー」として9回のマウンドを守っていた。
優勝が懸かった神宮球場でのヤクルトスワローズ戦。
8-3とセーブが付かない場面での登板となった。
先発した北別府学のコメントが、この年の津田恒美の存在を表していると思う。
「この年の貢献度からして、津田恒美が胴上げ投手にふさわしい」
この動画、色々と感じることが多い。
ヤクルトの打線は、広澤克実、池山隆寛、青島健太とビックネームが並んでいたり、
カープベンチの盛り上がりをみると、とても仲が良いことがわかる。
最後の打者は三振で優勝が決まるのだが、その直前のハーフスイングは振っとるやろ?と思うのは私だけ?
後に達川光男が発言していたのだが、最後の三振の判定はボールらしい。
津田恒美のストレートに球審が押されてストライトとコールしたと言っていた。
優勝が決まった時に流れていたのは宮島さんで、この頃から得点が入ったり、勝利した時のメロディだった。
優勝するチームには絶対的守護神がいる。
1991年に優勝して以降、今年で24年。
この24年のチーム、クローザーを天国の津田恒美はどのように感じているのだろうか?
気持ちで相手を圧倒するような日本人クローザーが出てくることを願っているような気がしてならない。
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