2015年カープの守護神ヒースがピリッとしない。
近代野球では、優勝する為に絶対的なクローザーの存在は欠かせない。
1991年には絶対的クローザー大野豊がいた
近代野球は7回以降の重要性が増している。
7,8回を任せるセットアッパーがいないチームは優勝から遠ざかる。
それでもやはり、9回を締める絶対的なクローザーがいないと優勝はできない。
1991年カープ最後の優勝時には大野豊が君臨していた。
優勝を決めた10月13日のダブルヘッダー第2戦では、大野豊が8回無死1塁の場面でエース佐々岡真司をリリーフした。
https://www.youtube.com/watch?v=Rc9lxq5KGQ0
途中から阪神タイガース現監督の和田豊、前監督の真弓明信、更に前々監督の岡田彰布と出てくるのは興味深い。
近代野球でのクローザーは長くても4アウトまでのケースが多いが、優勝決定試合、大野豊は今では考えられない残り6アウトでの登板。
9回は見事に三者三振で締めて胴上げ投手となった。
今見ても、キレキレのストレートと変化球、大野豊を打ち崩すのは容易ではない。
また、優勝が決まる試合で1-0と緊迫した状況で淡々と投げ込める大野豊の精神力には脱帽である。
マツダスタジアムのブルペンには津田恒美の座右の銘「弱気は最大の敵」のプレートが貼られているが、この大野豊の動画も流しておけばどうだろうか?
1991年10月13日当時は愛知県に住んでいた私、この優勝決定試合が愛知県でテレビ放送されることはなく、ラジオにかじりついて放送を聞いていたのを思い出す。
当日は英検を受けていて、1試合目はラジオを聞くことが出来なかった。
幸か不幸か1試合目を負けて2試合目に優勝決定が流れたので、2試合目を聞くことが出来たのだ。
こんなドキドキするシーン、24年ぶりに味わってみたい。
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