プロ野球の4番打者を育成する「大阪桐蔭」。その割合は60%!?

2014年プロ野球も20試合近くが消化し、各チームの戦いぶりが見えてきた。

チームの核となるのはエースと4番。

核がなければシーズンを乗り越える事はできないが、各チームの4番打者を見ると大阪桐蔭出身が多い事がわかる。

日本人の4番打者の3/5を占める大阪桐蔭

各チームの4番打者は以下の通り。
(各チーム4番を最も務めた選手)

セントラルリーグ パシフィックリーグ
読売 村田修一
(東福岡⇒日本大学)
東北
楽天
アンドリュー・
ジョーンズ
阪神 メロウ・
ゴメス
埼玉
西武
浅村栄斗
(大阪桐蔭)
広島
東洋
ブレッドリー・ロス・
エルドレッド
千葉
ロッテ
今江敏晃
(PL学園)
中日 平田良介
(大阪桐蔭)
福岡
ソフトバンク
李大浩
横浜
DeNA
トニ・
ブランコ
オリックス ウィリー・モデスト・
ペーニャ
東京
ヤクルト
ウラディミール・
バレンティン
北海道
日本ハム
中田翔
(大阪桐蔭)

4番は外国人であるチームが多い。

これは日本プロ野球で一つの課題だと思う。

WBCやオリンピックでも繋ぎの選手は多いが、核となる選手がなかなか育たない。

そんな中、大阪桐蔭はプロ野球でも4番を張れる選手を輩出してくれている。

 

2014年、日本人が4番を務めているのは5チーム。

そのうちの3チームの4番打者が大阪桐蔭出身である。

各チームのエース格の投手の出身がバラバラであることを考えても、この割合は良い意味で異常である。

大阪桐蔭には潜在能力の高い選手が集まるのも事実かもしれないが、それ以上に育成に秘密があると思う。

他の高校が参考に出来る部分もあるだろうし、もしかしたらプロ野球サイドからしても勉強になる部分があるかもしれない。

 

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埼玉西武ライオンズの4番打者浅村栄斗は攻撃的1番打者として2008年夏の甲子園の優勝に貢献。

高校時代に1番打者だった選手がプロ野球で4番を打つのは珍しい。

そして埼玉西武ライオンズにはケガで調整中の「おかわりくん」こと中村剛也もいるが、中村剛也も大阪桐蔭出身。

日本プロ野球の将来は大阪桐蔭に掛かっている部分がありそうだ。

 

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