2016年に25年ぶりのリーグ優勝を果たしたカープ。
ずば抜けた選手がいるというよりは、チーム全体の力が上がり、勝ち得た優勝。
その為、MVPの票も割れると予想されていたが、2000本安打を達成し名球会入りするなど打線を引っ張った新井貴浩が受賞する事になった!
MVPは記者投票であるが、数字だけでなく優勝したチームへの貢献度の大きさを評価した記者が多かったのだと思う。
新井貴浩のMVPは学年では40歳シーズン!門田博光は41歳シーズンでのMVP獲得!
新井貴浩のMVP獲得は39歳であるが、早生まれなので40歳になる年である。
これはセントラルリーグ最年長記録である。
パシフィックリーグでは1988年に門田博光が41歳シーズンでMVPを獲得しているが、それに次ぐ最年長記録である。
(門田博光も40歳での受賞だが、学年では41歳シーズンとなる。)
順位 | 年齢 | 受賞年 | 名前 | 球団 |
1位 | 41 | 1988 | 門田博光 | 南海ホークス |
2位 | 40 | 2016 | 新井貴浩 | 広島東洋カープ |
3位 | 38 | 1973 | 野村克也 | 南海ホークス |
2010 | 和田一浩 | 中日ドラゴンズ | ||
5位 | 37 | 1977 | 王貞治 | 読売ジャイアンツ |
1984 | 衣笠祥雄 | 広島東洋カープ | ||
1987 | 東尾修 | 西武ライオンズ | ||
2005 | 金本知憲 | 阪神タイガース |
*1リーグ時代の1947年には40歳シーズンで若林忠志(阪神タイガース)が受賞している。
*年齢は学年での満年齢
プロ野球界は40歳以上でも活躍する選手が増えたと言えど、40歳以上でMVPを受賞するのは至難の業である。
また、投手は自分主導で行けるので良いが、打者は投手が投げたボールに対応しなくてはならない。
その為、加齢による動体視力の衰えから、投手より打者の方が年齢を重ねてプレーするのは難しいと言われている。
しかし、MVPの年齢ランキングBEST5を見ると、投手でランキングしているのは東尾修だけで後は全員野手である。
動体視力もあるが、ベテランになって配球を読む力が長けてくることにより数字が上がるケースもあるのであろう。
新井貴浩には最年長での2年連続MVPを期待したい!
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