昨日は、アメリカサイドから見て日本での実績から田中将大のポスティング額がいくらを考えてみました。
今日は、逆に日本サイド(楽天)から見て、いくらであれば田中将大を放出してもいいか、楽天ゴールデンイーグルスとしてのビジネス的視点で考えてみたいと思います。
1)スタジアムへの入場数(入場料金、飲食費やグッズ販売)
2)テレビ&ラジオでの放映権料
3)球場広告などの間接的収入
4)ファンクラブ収益やグッズ販売
3)は1)や2)に付随して増えると思います。
ざっと考えて球団での収入はこういったところかなと思います。
ここに田中将大がいれば8億円を提示したと言われる年棒が必要となります。
メジャーに行けば8億円の費用が浮いてきます。
つまりは、1)+2)+3)+4)-8億円よりポスティング額が大きければ楽天としては収益があると言えます。
こうした考えは日本人的には考えにくいかもしれませんが、欧州サッカーでは普通に、盛んに行われております。
野球にしろ、サッカーにしろ球団経営というくらいですからビジネスなのです。
ところで、この収益額(1~4の合計)は球団経営にかじったことがない人には難しくて無理ですね。
関西大学の宮本勝浩教授が得意なところだと思いますので、近々算出するのではないでしょうか?
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と、こんな記事を書いていたら、タイムリーに情報が・・・^_^;
マー君移籍なら楽天損失は61億円
⇒ http://baseball.skyperfectv.co.jp/news/detail/24947/
新ポスティングシステムの上限が約20億円、田中将大本人の夢と言えど、球団としては簡単に手放したくはないでしょうね。
ひとりのプレーヤーで61億もお金が動くとは、プロ野球もスゴイ世界ですね。
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