プロ野球最多残塁の日本記録は?延長12回で21、9回で19!

野球で、少ないチャンスをものにして試合を勝っていくチームは試合巧者と言われる。

落合博満政権下の中日ドラゴンズがそれにあたる。

逆にチャンスを作れど作れど点数に結びつかず、拙攻を繰り返すチームは野球が下手といえる。

その結果は残塁数として表れるが、プロ野球における最多残塁の記録はどれだけで、どの球団が記録したのかが気になったので調べてみた。

最多残塁の記録は新しい!野球が下手になっているのか?

最多残塁の日本記録は21。

埼玉西武ライオンズと広島東洋カープが記録している。

◆2014年8月16日埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズ@西武ドーム

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
日本ハム 0 0 0 0 1 4 0 1 1 1 0 0 8
西武 0 0 0 0 6 0 0 1 0 1 0 0 8

◆2015年6月23日広島東洋カープ対阪神タイガース@長野オリンピックスタジアム

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
阪神 0 1 0 0 2 0 0 3 0 0 0 0 6
広島 0 0 0 3 0 0 1 1 1 0 0 0 6

最多残塁の日本記録が生まれた試合は共に延長12回引き分け。

両試合とも9回に同点になる展開であり、残塁が多くイライラしただろうが、負けなくてよかったと言う試合かもしれない。

最多残塁の日本記録21は延長12回で記録されているが、9回での記録は横浜DeNAベイスターズと北海道日本ハムファイターズが記録した19。

9回で19残塁は、1回平均で2残塁以上なので、毎回スコアリングポジションにランナーを残している感じであり、こちらの方が効率が悪い。

◆2014年7月15日広島東洋カープ対横浜DeNAベイスターズ@マツダズームズームスタジアム

1 2 3 4 5 6 7 8 9
DeNA 1 0 2 0 0 5 2 0 0 10
広島 0 0 2 0 0 0 0 4 1 7

横浜DeNAは勝っている。

残塁=拙攻のイメージだが、打ちまくっているということだろう。

◆2017年9月29日北海道日本ハムファイターズ対東北楽天ゴールデンイーグルス@札幌ドーム

1 2 3 4 5 6 7 8 9
東北楽天 0 1 0 0 0 0 0 2 0 3
日本ハム 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

北海道日本ハムは無得点で負けている。

1番打者の西川遥輝は無得点でありながら6打席回ってきている。

また、9回で19残塁の記録を提供した広島東洋カープと東北楽天投手陣は、毎回四死球を与えるという不名誉な記録を残した試合でもあった。

 

残塁の日本記録はどれもとても新しい。

それだけ野球が下手になっているということなのだろうか?

 

 

 

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