甲子園都道府県予選、1校の代表を決めるのにシードは必要か?

2015年夏の甲子園、沖縄や北海道では既に予選が始まっている。

ほとんどの大会で7月から大会が始まるが、多くの都道府県で抽選は行われている。

大阪府大会では1回戦から強豪の大阪桐蔭と履正社が対戦で注目を集めている。

夏の甲子園にシードは不要では?

夏の甲子園は、記念大会を除き北海道が南北、東京が東西に分かれた49代表が出場できる。

大阪府だけはシード制がなく、1回戦から好カードが生まれる可能性があり、1回戦から大阪桐蔭と履正社が激突することになり、高校野球ファンは序盤から楽しむことができる。

大会の終盤に好カードを期待する人も多いかもしれないが、目標が甲子園出場であれば、シードは不要だと思う。

1回戦負けも準優勝も同じと考えれば、シード制を採用する理由はない。

 

私の出身県である愛知県も、1997年から春の県大会でベスト8の高校がシード権を得られるシステムになった。

シード制のなかった1990年、2回戦に稲葉篤紀が在籍していた中京(現中京大中京)と高木浩之が在籍していた享栄が対戦した。

愛知県ではこの2校に加えて愛工大名電と東邦が私学4強と言われるが、そのうちの2校が2回戦から激突する面白い大会であった。

https://www.youtube.com/watch?v=zaTPzyIVoVI

ちなみにこの1990年の愛知県大会は、中京と2年生であった鈴木一朗(イチロー)が在籍した愛工大名電が決勝で戦い、愛工大名電が甲子園に出場している。

大会の終盤に好カードも面白いが、序盤から興味深い対戦が会っても良いと思う。

選手にとっても、優勝が目標ならそれでいいはずだ。

 

1997年にシード制が採用された愛知県。

今ではシード校は3回戦からの登場になる。

全国屈指の出場校数を誇る愛知県、1回戦から登場すると決勝まで8試合を戦うことになり、シード権を獲得する意味は大きい。

とはいえ、最後の夏の大会、ガチンコ勝負でいいと思うのだが・・・

 

関連記事:


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください