田中将大がニューヨークヤンキースと契約してから、スポーツだけでなくニュースや芸能でも報道が過熱しています。
想像を絶する額なので、野球好きだけでなく主婦にも興味が及ぶのでしょう。
妻の里田まいさんへ関心が行ってる部分も大きいようですが・・・
7年総額161億円。
年棒23億円での契約はメジャーリーグでも5番目の高額契約らしいですが、ニューヨークヤンキースにしてみれば安い買い物だったと思います。
新ポスティングシステム締結の際に、関西大学の宮本勝浩教授は”楽天残留”した時の経済効果について算出しておりました。
⇒ マー君米移籍なら楽天損失は61億円
抜粋しますと・・・
◆田中不在の場合の入場者数減少でチケット代、飲食代など約17億7794万円のマイナス。
⇒ヤンキースとしては、集客効果が望める。
ヤンキーススタジアムの収容能力は楽天koboスタジアム宮城の2倍近い
◆グッズなどの売り上げ減少を推定約8億円。
⇒ヤンキース田中将大グッズ販売での収入アップが見込める
◆放送権、コマーシャルなどが減る分を約5億円。
⇒アメリカだけでなく、日本での放送権料を獲得できる。
これ以外にも
多くのジャパンマネーがヤンキースに流れます。
日本の企業がヤンキースタジアムに広告掲載を考えているはずです。
松井秀喜がニューヨーク在籍時には読売新聞やコマツが広告を出していたのを今でも思い出します。
日本でのここまでの盛り上がりを見ていると、スタジアム観戦ツアーなどでニューヨークへの観光客も増えるでしょうから、ニューヨークへの経済効果もあるはずです。
投手を狙って見に行くとローテーションを考えないといけないですが、ヤンキースには黒田博樹も在籍してますので、日本人投手を観戦できる確率は上がりました。
イチローがレギュラーで出てくれれば完璧なんでしょうが。
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こうした計算は、
田中将大が”普通に”活躍すればこその数字です。
普通に活躍して優勝に絡めば、球場への集客、グッズ販売、放映権料に貢献できますが、活躍できなければ、全ての数字が落ち込みます。
収入への結びつきがあるからこそ「プロフェッショナル」、やってくれるでしょう!!
メジャーで1球も投げていない・・・と言う人もいますが、日本通りのピッチングをすれば問題なし。
今年1年の田中将大のピッチング次第で、前田健太への数字も変わってくるんでしょうね。
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