最近のプロ野球ではメジャーでの指標が色々と導入されている。
その一つが奪三振率/四球の割合を示すK/BB。
球場や守備の影響が小さいので、ピッチャーの実力値として用いられることが多い。
岩隈久志や黒田博樹のK/BBは驚異的!!
K/BBは一つの四球を出す間に、どれだけの三振を奪ったかの指標である。
コントロールが良く、三振を取れる選手の数字が高くなり、2.00以上で好投手、3.50以上で超一流と言われている。
奪三振数が少ない軟投派(打たせて取る投手)の数字はどうしても上がりにくいので、完璧な指標ではないが、メジャーでは投手のレベルを知るために好まれる指標の一つである。
2014年のメジャー両リーグのトップ、及び主な日本人投手の数字は以下の通り。
アメリカンリーグ | ナショナルリーグ | ||||||
順位 | 名前 | 所属 | K/BB | 順位 | 名前 | 所属 | K/BB |
1位 | Phil Hughes | MIN | 11.63 | 1位 | Clayton Kershaw | LAD | 7.71 |
2位 | 岩隈久志 | SEA | 7.33 | 2位 | Jordan Zimmermann | WSH | 6.28 |
3位 | David Price | DET/TB | 7.13 | 3位 | Yusmeiro Petit | SF | 6.05 |
8位 | 黒田博樹 | NYY | 4.17 | - | 和田毅 | CHC | 3.00 |
- | 上原浩治 | BOS | 10.00 | - | 藤川球児 | CHC | 2.83 |
- | 田中将大 | NYY | 6.71 | - | 松坂大輔 | NYM | 1.56 |
- | 田沢純一 | BOS | 3.76 | ||||
- | ダルビッシュ有 | TEX | 3.71 |
メジャーで活躍している日本人投手のK/BBの数値が高いのがわかる。
黒田博樹の数字も高いが、岩隈久志の数字は驚異的。
それでもメジャーにはまだ上がいるのが驚きだ。
一方、2014年の日本プロ野球のK/BBランキングは以下の通り。
トップ10と最多セーブ、最多ホールドの投手を抜粋。
セントラルリーグ | パシフィックリーグ | ||||||
順位 | 名前 | 所属 | K/BB | 順位 | 名前 | 所属 | K/BB |
1位 | 前田健太 | 広島 | 3.93 | 1位 | 則本昂大 | 東北楽天 | 5.23 |
2位 | 杉内俊哉 | 読売 | 3.54 | 2位 | 金子千尋 | オリックス | 4.74 |
3位 | 菅野智之 | 読売 | 3.39 | 3位 | 岸孝之 | 埼玉西武 | 3.50 |
4位 | メッセンジャー | 阪神 | 3.28 | 4位 | 西勇輝 | オリックス | 3.40 |
5位 | 能見篤史 | 阪神 | 3.15 | 5位 | 大谷翔平 | 日本ハム | 3.14 |
6位 | 内海哲也 | 読売 | 2.92 | 6位 | 石川歩 | 千葉ロッテ | 3.00 |
7位 | 大瀬良大地 | 広島 | 2.90 | 7位 | メンドーサ | 日本ハム | 2.64 |
8位 | 岩田稔 | 阪神 | 2.70 | 8位 | スタンリッジ | ソフトバンク | 2.26 |
9位 | 藤波晋太郎 | 阪神 | 2.69 | 9位 | 辛島航 | 東北楽天 | 2.15 |
10位 | 大野雄大 | 中日 | 2.53 | 10位 | ディクソン | オリックス | 2.15 |
- | 呉昇桓 | 阪神 | 6.23 | - | 平野佳寿 | オリックス | 5.38 |
- | 福原忍 | 阪神 | 3.62 | - | 佐藤達也 | オリックス | 2.83 |
パ・リーグのエース級は数値が高く、レベルの高い争いをしている。
セ・リーグでは前田健太がトップに君臨。
しかし、黒田博樹の2014年の数字を当てはめるとセ・リーグトップに躍り出る。
黒田博樹と前田健太のWエース、他球団にとっては脅威であろう。
カープとしてはとても心強いWエースということがよくわかる。