2014クライマックスシリーズ、阪神タイガースとの戦いで1点も取れずに敗戦。
今季の戦いが終了したと共に、5年間に及んだ野村謙二郎政権も終わりとなった。
前田健太と菊丸コンビで負けたなら仕方ない
阪神タイガースとのクライマックスシリーズは1戦目0-1、2戦目0-0となり、3戦目を迎える前に終戦が決定した。
1戦目は中4日で登板した前田健太で負けた。
そして2戦を通じて菊池涼介は1安打、丸佳浩は無安打。
結局2試合で1点も取れなかったが、打線の中心である2人が打てなかったので仕方ない。
今のカープは投手:前田健太、野手:菊丸コンビが中心。
彼らで負けたなら仕方ないと同時に、3人は強く責任を感じていることだろう。
今後の糧にして更にチームを引っ張っていってもらいたい。
ただし、前田健太に関しては今年の個人成績、チーム成績からして未だメジャーに挑戦してほしくない。
忘れ物がある、それも大きな忘れ物。
かつてのエース黒田博樹や同学年の田中将大のようにファンからエールを送られて海を渡れることはないだろう。
ありがとう野村謙二郎
クライマックスシリーズの試合を見ていて、カープ野球はやはり守備から入る、そして機動力で搔き回すことだと再認識できた。
クライマックスシリーズでホームを踏む事ができなかったが、カープ野球を最後の最後まで成し遂げようとしていたと感じる。
そして、そのカープ野球を継承できる多くの人材が育ってきた。
投手も野手も若い選手が多く育ってきたし、外国人もチームに溶け込んでくれている。
今日の打順でも菊丸コンビを中心とした日本人選手だけでなく、エルドレッドやロサリオは野村謙二郎でなければ、今ごろカープにはいなかったかもしれない人材。
采配面だけでなく教育面も含めて、もう1~2年見たかった気もするが、多くの宝物をチームに残してくれた事に感謝したい。
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