2014年カープはストーブリーグに突入。
監督人事と共に気になるのはエース前田健太の去就だ。
ファンに認められてのポスティングシステム
前田健太が海外FAを取得するのは最短で2017年。
それまでにメジャーリーグ挑戦となれば球団にポスティングシステムを容認してもらわなければならない。
FAは選手の権利だが、ポスティングシステムは選手の保有権を持つ球団の権利といえる。
しかし、過去のポスティングのケースを見ているとファンの後押しがあるかどうかも大きなポイントだと感じる。
球団を出ていくので過去(球団)を振り返らないと言えばカッコ良くも聞こえるが、それ以上にファンが後押ししてくれるかの方が大きいだろう。
昨年の田中将大の場合、24勝0敗という圧倒的な数字を残し、球団初の日本一に貢献。
気持ち良く送り出したファンも多いはずだ。
2007年オフ、カープのエース黒田博樹がFAでメジャーに移籍した。
FAなのでもちろん選手の権利。
この時もカープファンは気持ち良く黒田博樹を送り出した。
その前年もFA移籍が報道されていたが、男気溢れる黒田博樹はカープに残留してくれた。
この時カープは毎年Bクラスの低迷期であり、黒田博樹は孤軍奮闘していた。
こんな姿をみたカープファンは、黒田博樹の海外移籍を快く送り出し、メジャーでの黒田博樹の活躍を応援している。
さて、前田健太。
2008年にローテーションの入ってからエースの座に上り詰めカープを引っ張ってくれている。
今やオリックスバッファローズの金子千尋と並ぶ球界のエース。
しかし、今年の成績は11勝9敗で防御率2.60と貯金は2つしか作れずに無冠。
そしてチームも優勝を逃し、クライマックスシリーズでは1stステージ敗退。
前田健太にとってもファンにとっても不完全燃焼の1年のはずだ。
前田健太本人もやり残したことがあると感じているはず。
昨年オフにポスティングでの海外挑戦の意思を示し、シーズン中も海外のスカウトが視察にきていたと報じられている。
今シーズンオフでの海外移籍はないと発言したと報じられているが、いつ気持ちが変わるかわからない。
ファンもカープ優勝の為に前田健太を引き留めるべく声を上げていこう!!
前田健太の事、ファンの声は無視できないはずだ。
そして、チームもファンも納得する形で来シーズンのオフにポスティングでメジャーリーグへ挑戦してもらいたい。
今シーズン終了時点で通算82勝。
来年18勝して通算100勝、そしてチームを優勝に導きMVPに輝けば、ファンはみなメジャー移籍を後押しするはずだ。
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