山口鉄也はCarpが苦手?マツダスタジアムのマウンドが合わない?

2014年8月17日(日)対読売ジャイアンツ@マツダスタジアム。

4-2とカープ2点ビハインドで8回裏のマウンドにはジャイアンツ絶対的セットアッパー山口鉄也。

2死からの5連打、最後はこの日が誕生日の堂林翔太の決勝タイムリーで見事に逆転勝利!!

 

山口鉄也vsカープ、マツダスタジアム

カープファン的な目線で行くと、昨年終盤から山口鉄也の登板に対しては、何かが起こるかも?と期待を抱けるようになった。

今シーズンの山口鉄也は序盤こそ調子を崩していたが、徐々に調子を上げ、例年通り監督原辰徳の起用に応えている。

しかし、カープ戦だけは完全に抑えていないイメージ。

ここまで3敗を喫しているが、そのうちの2敗は対カープである。

カープに苦手意識があるのか?カープが癖を把握しているか?

成績を確認してみた。

防御率 投球回 被安打 被本塁打 与四球 与死球 奪三振 自責点
対カープ成績 11.81 5.1/3 13 1 0 3 4 7
内、東京ドーム 0.00 3 2 0 0 2 3 0
内、マツダスタジアム 27.00 2.1/3 11 1 0 1 1 7

東京ドームとマツダスタジアムで成績が全く異なる。

 

2013年については以下の通り。

防御率 投球回 被安打 被本塁打 与四球 与死球 奪三振 自責点
対カープ成績 0.68 13.1/3 12 0 1 1 18 1
内、東京ドーム 0.00 6 4 0 0 1 5 0
内、マツダスタジアム 1.23 7.1/3 8 0 1 0 13 1

カープ戦で7ホールドを上げているが、 シーズン終盤の9月16日には3安打を集められて3失点(自責点1)で敗戦投手となっている。
2012年については以下の通り。

防御率 投球回 被安打 被本塁打 与四球 与死球 奪三振 自責点
対カープ成績 1.17 7.2/3 4 0 1 0 7 1
内、東京ドーム 2.45 3.2/3 2 0 0 0 4 1
内、マツダスタジアム 0.00 4.0 2 0 1 0 3 0

1失点しているもののほぼ完全な投球で2勝0敗4ホールド。

 

仮にカープが山口鉄也の癖を把握しているのであれば東京ドームでも打ち崩せるはずだ。

癖を把握しているのではなく、2013年9月16日以降、マツダスタジアムのマウンドがしっくりこなくなっているようだ。

これが技術的な問題なのか、精神的なものなのかはわからないが、山口鉄也ほどの投手でも精神的に崩れていくのだろうか?

技術的なものがあるとすれば、チームとして解析を進めてほしい。

 

しかし、野球とは何とも不思議なスポーツであると感じる。

 

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