1924年(大正13年)8月1日に開場した阪神甲子園球場。
2014年(平成26年)8月1日で90周年を迎えた。
プロ野球各球場の開場年比較
プロ野球団が使用する各ホーム球場の開場年を調べてみた。
セントラルリーグ | パシフィックリーグ | ||
スタジアム名 | 開場年 | スタジアム名 | 開場年 |
阪神甲子園球場 | 1924年8月1日 | コボスタ宮城 | 1950年5月5日 |
神宮球場 | 1926年10月23日 | 西武ドーム | 1979年4月14日 |
横浜スタジアム | 1978年4月4日 | ほっともっとフィールド神戸 | 1988年3月6日 |
東京ドーム | 1988年3月18日 | QVCマリンフィールド | 1990年3月 |
ナゴヤドーム | 1997年3月12日 | ヤフオクドーム | 1993年4月2日 |
マツダズームズーム スタジアム |
2009年4月1日 | 京セラドーム大阪 | 1997年3月1日 |
札幌ドーム | 2001年6月2日 |
開場年が古い順に並べています。
高校野球の聖地「甲子園球場」。
高校球児の誰もが憧れる球場は、今では少なくなった内野の黒土、外野の天然芝と日本でNo.1の球場でしょう。
プロ野球のホームグランドは20世紀末から21世紀初頭のドーム球場の建設ラッシュで、ノスタルジックな球場がほとんど姿を消した。
神宮球場やコボスタ宮城、そして西武ドーム(西武球場)は開場年こそ古いが、大きく改装して、開場当時の面影はほとんど残っていないと思う。
昔ながらの趣を残しつつ、現在スタイルも取り入れる、そういった意味で甲子園球場の素晴らしさは群を抜いている。
プロ野球の本拠地だけ抜粋したが、日本全国の球場で甲子園球場以上に歴史ある球場はあるのだろか?
メジャーリーグを見れば、1912年4月9日に開場したボストンレッドソックスのフェンウェイパークに代表されるように、歴史溢れる球場が人気を博している。
日本は新球場が建設されると旧球場を取り壊してしまうのが残念である。
後楽園球場は東京ドームを隣に造ったので仕方ないと思うが、平和台球場、大阪球場、藤井寺球場、西宮球場、そして広島市民球場と取り壊してしまったのは、球場の維持・管理を考えれば仕方無いのだろうが残念である。
残っているのは1948年開場の ナゴヤ球場くらいだろうか?
野球はプレーするのも観戦するのも青空の下、芝生の香りを感じながらが一番だ。
プロ野球の本拠地では甲子園球場とマツダスタジアム、そしてほっともっとスタジアムを含めても3球場でしか味わえない。
こうした球場、大事にしていってもらいたいと思う。
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