野球の打順には役割があるが、1番打者に求められるのは塁に出る事と、足でかき回す事だろう。
最高出塁率と盗塁王の2つのタイトルを獲得するのが1番打者の名誉と言える。
最高出塁率と盗塁王を同時に獲得した事があるのはイチロー、山田哲人、田中広輔の3人のみ!
最高出塁率と盗塁王を同時に獲得した選手、たくさんいるのかと思いきや、過去に3人しか達成しておらず、驚いた。
年 | 名前 | 打率 | 打点 | 本塁打 | 盗塁 | 出塁率 | 四球 | 死球 |
1995 | イチロー | .342 | 80 | 25 | 49 | .432 | 68 | 18 |
2015 | 山田哲人 | .329 | 100 | 38 | 34 | .416 | 81 | 5 |
2017 | 田中広輔 | .290 | 60 | 8 | 35 | .398 | 89 | 15 |
(赤字はリーグ最高記録)
出塁率は「(安打+四死球)÷打数」で算出されるので、打率の高さに加え四死球の多さもポイントとなってくる。
四死球の多い打者とは、長打力のあるバッターが多い。
長打力のないバッターは打たれてもシングルヒットのケースが多いので、投手心理からすれば、四死球を与えるのはもったいない。
田中広輔は本塁打は8本しかなかったのにも関わらず、四死球は104もあった。
相手が勝負を避ける四死球ではなく、選球眼がとてもいいタイプであり、とても1番らしい1番打者であると言える。
打率は3割に満たない.290であるが、出塁率はそこから1割以上高い.398となっているのだから、驚異的な数字である。
ただ、田中広輔としても打者としての勲章である打率.300は達成してみたいことだろう。
打率3割に乗せる事ができれば出塁率は4割を超え、出塁数自体が増えるので盗塁数もまだまだ増加するはずだ。
田中広輔の真のトップバッターへの道、まだまだ始まったばかりである。
カープ黄金期を支える1番打者として長く君臨してもらいたい。
関連記事:
- None Found