同じ球団で2人の選手が同じ試合で同時に本塁打を放つ「アベックホームラン」。
そのランキングについて調べてみた。
通算アベックホームランランキング上位者には○○砲と名が付くのだが・・・
通算アベックホームランキングは以下のようになっている。
順位 | アベック | アベック本塁打数 | 球団 |
1位 | 長嶋茂雄&王貞治 | 106(16年) | 読売ジャイアンツ |
2位 | 山本浩二&衣笠祥雄 | 86(18年) | 広島東洋カープ |
3位 | 野村克也&ケント・ハドリ | 70(6年) | 南海ホークス |
4位 | 秋山幸二&清原和博 | 62(8年) | 西武ライオンズ |
アベックホームランの回数を増やしていくには、同球団にホームラン打者が2人存在しなければならない。
それだけで大変な記録だと思う。
それ故に、こうした選手はコンビで名前が付けられる。
王貞治と長嶋茂雄はON砲、山本浩二と衣笠祥雄はYK砲、秋山幸二と清原和博はAK砲。
しかし、何故か野村克也とケント・ハドリにはこうした名称が付いていない。
ケント・ハドリが南海ホークスに在籍したのは6年のみで、一番効率よくアベックホームランを放ったコンビと言ってもいいだろう。
NH砲とは誰も言わなかったのだろうか?
NHと言えば日本ハムファイターズ?
日本ハムファイターズと言えば、平成のON砲大谷翔平と中田翔が在籍している。
大谷翔平が野手に専念したら、数多くのアベックホームランを記録するはずだ。
しかし、二刀流であり将来的にメジャー移籍を考えていることもあり、中田翔とのアベックホームラン数が伸びる事はないだろう。
日本球界でホームランバッターがそれほど多い訳でもなく、そうした選手は将来的にメジャー移籍を考えると思えば、100本以上のアベックホームランを放った長嶋茂雄と王貞治を超えるコンビが今後表れることは考え辛い。
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