春季キャンプ中に右肘内側側副靭帯損傷を負った大瀬良大地。
2016年シーズンの後半戦から戻ってくる。
その復帰戦は2016年7月20日。
7月20日は、背番号14の先輩である津田恒実の命日でもある。
津田恒実命日以降に7月20日に登板した背番号14の結果は?
炎のストッパー津田恒実が亡くなったのは1993年7月20日。
当日はオールスターが行わており、「みんなが集まるこの日を選んで逝かれました。」という実況アナウンサーの言葉がとても心に残っている。
オールスターブレークの期間になる事も多い日ではあるが、津田恒実が亡くなって以降、この日の登板したカープの背番号14の成績を調べてみた。
年 | 名前 | 投球回 | 奪三振 | 被安打 | 四死球 | 失点 | 自責点 | スコア |
2015 | 大瀬良大地 | 1.0 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 2-3 |
2016 | 大瀬良大地 | 3.0 | 2 | 7 | 2 | 4 | 4 | 6-7 |
2015年、2016年に大瀬良大地が登板したのみ。
2015年にセットアッパーを務めていた大瀬良大地は1イニングをピンチを作りながらも何とか抑えた。
ピンチを作りながらも抑えられたのは、津田恒実のパワーが降臨したからかもしれない。
2016年は先発で復帰登板したが、3回で4失点。
1-4と負けている場面で登場したが、一旦は同点に追いついたので、大瀬良大地に負けは付かなかった。
カープで背番号14を付けた選手とは?
カープで背番号14といえば津田恒実の印象が強いが、カープ創設から今までに背番号14を付けてきた選手についてまとめてみた。
年 | 名前 | ポジション |
1950-1951 | 田所重蔵 | 内野手 |
1952-1956 | 太田垣喜夫 | 投手 |
1957-1958 | 山田清志 | 投手 |
1959-1964 | 弘瀬昌彦 | 投手 |
1965-1979 | 外木場義郎 | 投手 |
1980-1984 | 片岡光宏 | 投手* |
1985-1991 | 津田恒実 | 投手 |
1993-1996 | 鈴木健 | 投手 |
1997-2005 | 澤﨑俊和 | 投手 |
2006-2007 | 梅原伸亮 | 投手 |
2008-2013 | 篠田純平 | 投手 |
2014- | 大瀬良大地 | 投手 |
*片岡光宏は投手で入団。野手に転向した1985年に背番号を44に変更している。
カープで初めて背番号14を付けたのは内野手である田所重蔵。
その後は投手が付けている。
津田恒実が付ける以前には、太田垣喜夫や外木場義郎といった名投手が付けていた番号だ。
若い背番号であり期待の投手が付けることが多いが、大瀬良大地は、これらの先輩に負けない投手へと成長していってほしい。
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