2016年5月15日の対中日ドラゴンズ@ナゴヤドームは延長12回3-3の引き分け。
9回表に一旦はセーフと判定された田中広輔のタイムリーヒット、ビデオ判定の末アウトへと判定が覆った。
ホームでのクロスプレーは全てビデオ対象の判定なのか?
このプレー、ライトの平田良介の送球は1塁側に逸れていて捕手の桂依央利はブロックしていない。
ランナーの安部友裕も体当たりはせずにスライディングしており、コリジョンプレーに関係のない普通のクロスプレーであった。
このプレーでなぜビデオ判定が適用されるのだろうか?
https://youtu.be/SU0HDoF2sbo?t=4m49s
コリジョンルールの適用で、キャッチャーはブロック禁止・走路を空けておくこと、ランナーは体当たりの禁止となり、この2点をビデオ判定するなら話は分かるが、昨日のプレーはコリジョンプレーは関係なく、微妙なプレーをビデオで確認しただけではないか?
このプレーでビデオ判定を適用するならば、1塁、2塁、3塁の全てのクロスプレーでビデオ判定を適用しなければ釣り合わない。
結果はさておき、このケースはビデオ判定を拒否しなければ審判の威厳も無くなってしまうはずだ。
そして一度出たセーフという判定がアウトに覆ったが、これは審判のミスジャッジ、誤審を単に露呈しただけではないだろうか?
コリジョンルールの適用で野球がつまらなくなるとシーズン前から感じていた。
それは本塁でのクロスプレーが減るからということと、本塁を巡る駆け引きが雑になると思ったからだ。
(3塁ランナーはどんどんホーム突入を仕掛ける。)
そして、ホームのクロスプレーの度にビデオ判定をしていたら、流れが止まって面白くない。
ここまでは想定していたが、結果として表れているのは審判の「力量不足」が一番大きいのではないだろうか?
ここ数年、審判の誤審がインターネット上では問題になっているが、それも人間味があり面白いと感じていたが、こうしたプレーで判定が覆されるのであれば、やはり審判の技量をもっと上げろと声を出したくなってしまう。
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