日南学園時代、本格派サウスポーとして注目を集め、埼玉西武ライオンズにドラフト1位指名された中崎雄太。
プロ入り後は、左手中指、人さし指、手のひらの血行障害に苦しみ、腕の位置を下げ、サウスポーとして活路を見出している。
中崎雄太のコーチは左殺しの清川栄治
中崎雄太は、手術前は140㎞/hを超すストレートが自慢であったが、手術後にサウスポーになって以降は最高球速が130㎞/hにも届かない。
しかし、セットポジションで背中が見えるほど足をクロスさせ、投球後はテレビ画面からも消えると言われるフォームで、左打者をしっかりと抑える役回りで1軍定着を目指している。
本人も左を抑える事が仕事と生きる道を把握しているが、今の時代に左のワンポイントリリーバーは少なくなったなと感じる。
同じようなフォームとして、福岡ソフトバンクホークスの森福允彦、北海道日本ファイターズの宮西尚生がいるが、2人ともストレートにも力があり、セットアッパーとして1イニングを任せられるタイプである。
セントラルリーグに目を向けると、2014年に引退した小林正人、2000年前後に松井秀喜の天敵と言われた遠山奨志などは、左殺しのワンポントリリーバーとして職人のような仕事ぶりであった。
更にその前、カープの黄金時代には清川栄治という左殺しのワンポイントリリーバーがいた。
(カープ時代の映像が見つからない。。。)
カープのオールドファンには懐かしい名前だと思う。
当時は読売ジャイアンツにはウォーレン・クロマティ、吉村禎章、篠塚和典、阪神タイガースにはランディ・バース、掛布雅之などの左打者がおり、清川栄治はこれらの打者を抑える役回り。
強烈なストレートがある訳ではないが、スライダーを駆使しながら抑えていたのが懐かしい。
中崎雄太が目指すべきタイプは、清川栄治だと思う。
その清川栄治、今なにをしているのかといえば、埼玉西武ライオンズの2軍ピッチングコーチをしている。
中崎雄太の師匠は清川栄治なのだ。
近くに話を聞ける存在がいるのはとても大きい。
柳田悠岐、大谷翔平、角中勝也、糸井嘉男、岡島豪郎といった、各チームの左打者を抑える投手になっていくことだろう。