絶好調のカープ打線。
打撃コーチの石井琢朗が開幕前に、1996年カープの「ビックレッドマシン」と1998年ベイスターズの「マシンガン打線」を融合させた「レッドマシンガン打線」と命名したが、正にその通り!
「ビックレッドマシンガン打線」とビックを付けても良いだろう。
1996年「ビックレッドマシン」でメークドラマで3位に終わったカープと、1998年マシンガン打線で優勝したベイスターズ!
1996年のカープは開幕から絶好調で首位を快走していた。
しかし、夏を迎える頃からジャイアンツが猛追して最後にはカープを振り切り優勝したメークドラマの年。
カープは強力打線「ビックレッドマシン」を持ちながら、優勝することができなかった。
その2年後の1998年には繋いで繋いで連打を点数を重ねる「マシンガン打線」で優勝・日本一に輝いたのが横浜ベイスターズ。
「ビックレッドマシン」と「マシンガン打線」、どちらが強力打線だったのだろうか?
1996年カープ「ビックレッドマシン」 | 打 順 |
1998年ベイスターズ「マシンガン打線」 | ||||||||||
守 備 |
名 前 |
打 率 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
守 備 |
名 前 |
打 率 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
|
右 | 緒方孝市 | .279 | 23 | 71 | 50 | 1 | 遊 | 石井琢朗 | .314 | 7 | 48 | 39 |
二 | 正田耕三 | .235 | 2 | 35 | 4 | 2 | 中 | 波留敏夫 | .273 | 2 | 39 | 12 |
遊 | 野村謙二郎 | .292 | 12 | 68 | 8 | 3 | 左 | 鈴木尚典 | .337 | 16 | 87 | 3 |
三 | 江藤智 | .314 | 32 | 79 | 8 | 4 | 二 | ローズ | .325 | 19 | 96 | 2 |
中 | 前田智徳 | .313 | 19 | 65 | 0 | 5 | 一 | 駒田徳広 | .281 | 9 | 81 | 0 |
一 | ロペス | .312 | 25 | 109 | 2 | 6 | 右 | 佐伯貴弘 | .289 | 9 | 55 | 1 |
左 | 金本知憲 | .300 | 27 | 72 | 18 | 7 | 捕 | 谷繁元信 | .254 | 14 | 55 | 1 |
捕 | 西山秀二 | .314 | 3 | 41 | 4 | 8 | 三 | 進藤達哉 | .241 | 14 | 54 | 0 |
– | チーム | .281 | 162 | 670 (得点) |
115 | – | – | チーム | .277 | 100 | 642 (得点) |
63 |
*赤字はタイトル
数字だけ見ると、マシンガン打線よりもビックレッドマシンのが上だ。
3位と優勝チームの差は投手力にあるのだろう。
1996年カープの防御率は4.08でリーグ4位。
対して1998年のベイスターズは3.49でリーグ2位である。
やはり野球は投手力が肝心ということ。
レッドマシンガン打線で投手力が融合された時、カープの優勝が見えてくる!
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